木蓮の 最期の花の 仏かな
遅れし者に 観音を置き
中村 梅士 Baishi
去年も子安観音の紫木蓮と枝垂桜「白雪」を見損なったが、
今年は最後の花を二つ三つ見ることができたのだった。
去年の今頃は、藤の花が咲き始めていたのだが、今年はま
だ見ない。
今日の下界がどうなっているのか、100%雨の予報だっ
たが、どうだったのか知らない。
なにしろ、尻の筋肉痛で腰を上げるのが億劫なのだ。
画像で見ると、博多は雲が切れているが、周りは雨雲だら
けである。
今日もジャズタイムにたどり着いたのは午後7時過ぎだっ
た。
それでも、予定の仕事をこなせなかった。
まあ、見通しは立っているし、読書も『嘘をつくなかれ』
と、『スポーツ立国論』を読んだ。
知的正直は学生にも必要な価値観である。
今日のジャズは定番のダラーブランド『アフリカン・ピア
ノ』である。
ジャズの店の匂いがする名演奏である。
ジャズナンバーでレコードを買ったのは、キースとダラー
ブランドの二枚だけだった。
レコードの時代が終わっても、レコードで聴きたいのがジ
ャズである。
たまに往年のターンテーブルのレコードに針を落として聴
くが、いつもは手っ取り早くプライムミュージックで済まし
ている。
そういえば、吉祥寺に昔ながらのジャズを聴かせる店があ
るというのをテレビで見たが、一度はそういう頑固な店でダ
ラーブランドを聞きたいものだ。
もちろん、マイルスもいいし、キースは最後の一枚である。
しかし、東京はパンデミック状態だし、東京を訪ねる機会
もなくなった。
オリンピックもなくなったしなあ・・・。
革命を起こすしかないか・・・。
キリスト教では、貧しさの美徳を教えられた。
金持ちが天国に行くには、針の穴を潜り抜けるほどに難し
いと。
その上に、宗教でありながら、共産主義思想を植え付けら
れた。
まあ、清貧だから、基本的にはいい人が多かったと思う。
幸福の科学の初期3年ほどの支部活動も思い出深いが、山
手教会時代の2年間も忘れられない思い出がある。
日本共産党の専属だと聞かされた「新星交響楽団」の演奏
会に行ったこともある。
演題はエグモントだったろうか。
大学の部活ではなく、教会の青年部が青春だった。
しかし、平山牧師の山手教会は、思想が間違っていた。
宗教的矛盾に解答が得られず、離れたのだった。
キリスト教の共産化傾向は問題だと思う。
さて、ワインの酔いも回ってきたところで、晩飯としよう。
冷奴と日本酒『七賢』がベースである。
ダラーブランドの「dream time」を最後に席を立つとしよ
う。
昨年の発売だから、思い出を辿る演奏なのだろう。
そんな歳だよなあ・・・。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party