屈斜路湖畔の人気スポット「砂湯」へ行ってみました。
御覧の通りの砂浜ですが、
ところどころに穴というか、砂が掘られた跡がありますね。
砂を掘ると、そこから湧き出てくるのは、なんと温泉。
ここ屈斜路湖は、東西約26km南北約20kmという日本最大の「屈斜路カルデラ」の中にある日本最大のカルデラ湖で、約160万年前まで遡るとされる火山活動の産物として、現在でもこうして温泉が湧き出ているのです。
湖畔ということもあり、露天風呂のような入浴をしている人はいないけど、手足を入れるだけでも十分に温泉を堪能することができます。
因みに、足湯もあります。
皆さんのんびり寛いでいます。
「飲める温泉」の横に、何やら気になる像が。
「お湯かけ観音」という観音様。
色々とご利益があるのだろうと思いますが、「旅行安全」という言葉が見えますね。
私が行ったときもそうだったけど、周囲では日本語よりも中国語が多く飛び交っていて、こういう場所にも外国からの観光客が多く来ていることを実感させられました。
砂浜から見える湖の絶景。
白鳥のボートが人気を集めています。
私が行ったときには残念ながら見られなかったけれど、この場所は白鳥の飛来地としても有名になっています。
これは、屈斜路湖に生育するという未確認生物の「クッシー」。
昭和47年(1972年)11月、湖畔を走行しているドライバーが目撃したのが最初とされ、あの有名な、ネス湖(イギリス)の「ネッシー」に倣って名付けられました。
21世紀に入ってからは目撃証言は得られていないとのことですが、果たして真相は・・・。
でも、夢のある話だと思います。
湖畔の道路には「クッシー街道」という別名が付けられています。
近年は目撃証言がないとはいえ、観光客を更に呼び込むためのPR材料として、もっともっと知名度が上がるとよいと思います。
(「砂湯」の場所はこちら。)