約十年前の記事の再掲。
先日、相互フォローをいただいている方のブログで、漫画版「サザエさん」のことが話題になったときにコメントさせていただいたのだけど、私、「サザエさん」の漫画のうち、文庫化されているのは45巻全て持っていて、今もたまに書棚から引っ張り出して見ています。
結構読み込んでいるせいか、毎週のアニメを見ていて、「あっ、これは原作にもある!」と思うシーンに直面することが結構あるのだけど、それもまた面白いです。
で、再掲した記事と同じ振りになってしまうんだけど、皆さん、こんな漫画のことは御存知でしょうか。
早い話が、カツオとワカメを主人公に据えた、所謂スピンオフ作品なんだけど、サザエさんや波平さん、フネさんも普通に出ていて、表紙を見ずに漫画だけを読んでいると、誰もが「サザエさん」だと信じて疑わないと思いますが、一つだけ大きな違いを挙げるとすると、「サザエさん」の方は、時々、えっと思うような、ブラックユーモア的な変化球(「ビーンボール」と言って差し支えなさそうなのも)エピソードがあったりするのに対し、こちらは、カツオとワカメが主人公であるためか、子供目線でほのぼのとした温かいストーリーになっていて、お子さんから年配の方まで、幅広い年齢層の方が楽しめると思います。
私がこの本を買ったのは、はっきりいつかは忘れたけれど、一回目の釧路在住のとき(平成14年(2002年)4月~平成17年(2005年)3月)だったのは何となく覚えています。
店頭で見つけて「へぇ~、こんな作品があるんだ」と思って買ったと思います。
「サザエさん」の文庫版は、今でもたまに一般書店で見かけることがありますが、この二冊はちょっと近年は記憶にないかも。
「ブックオフ」なら、たまにこういう掘り出し物に出会えると思うので、「サザエさん」ファンの皆さんには、ぜひ一度読んでいただきたいと思う作品です。