9月に入り、日一日と涼しくなり、秋が近づいている印象の札幌ですが、今日から三日間、夏休みを取っています。
7月~9月の間で三日間取れるんだけど、今年は単身赴任から地元に戻ったことで、「帰省」ということもなく、さりとてどこかに出かけられるような状況下にないので、普段の週末と同じ過ごし方にせざるを得ません。
明後日は天候が回復するようなので、息抜きに近場で散歩かサイクリングくらいはしようかなと思ってますが。
地下鉄南北線「北12条」駅の近くに、このような碑を見つけました。
地下鉄出入口のすぐ横にあります。
明治28年(1895年)に、旧制中学である「札幌尋常中学校」が開設されたとありますが、当初はここからやや南、現在の北区北8条西5丁目にあった、「北鳴学校」という私立学校の校舎で授業を始めたとされています。
この学校は、かの新渡戸稲造が校長、教頭を務めた学校でしたが、札幌尋常中学校の開校によって廃校となっています。
その後、この碑がある北11条西3丁目付近に移転し、規模を拡充しての学校運営となりました。
同校は、明治31年(1898年)に「札幌中学校」と改称されますが、大正2年(1913年)に、新たな庁立学校としての「第二札幌中学校」が誕生したことから、同4年(1915年)に「札幌第一中学校」と改称。同11年、校舎の老朽化により、中央区南18条西6丁目に移転しています。
校舎を移転した札幌第一中学校は、昭和23年(1948年)に新制高校に転換され、「札幌第一高校」と改称され、二年後には「札幌南高校」となり、現在に至っています。
写真が、現在の札幌南高校。北海道の公立高校ではトップクラスの偏差値、進学実績を誇る名門校です。