「創成川イースト」と呼ばれるエリアにある、複合施設「サッポロファクトリー」。
幾つかの建物から構成されていて、この建物は「レンガ館」。
壁一面の緑のツタは、秋になると一気に色づき、紅葉の名所となります。
「サッポロファクトリー」は、今年が開業30周年という記念の年。
そのことと、現在は大通西3丁目にある「北海道新聞」の社屋が、来年には創成川イーストに移転することを記念して、7月1日から二日間、イベントが開催されていました。
イベントで何度もお邪魔している「アトリウム館」。
一番最近だと、4月に開催された「HTB春の感謝祭」がとても楽しかったですが、一番最初に観たイベントは・・・確かだけど、平成11年(1999年)に、何かのイベントの一環で、岡本真夜さん(当時FC会員でした)のステージが開催されたときだったかな・・・。
この巨大な煙突は、この地にある「札幌開拓使麦酒醸造所・見学館」のもの。
この地は、明治9年(1876年)に開拓使のビール醸造所が誕生した、「サッポロビール発祥の地」とされています。
そして、このテントで開催されていたのが、
昨年、あるイベントでお世話になった、(株)ノーザンクロスさんの協力による歴史パネルの展示。
こういうのをじっくり見て歩くのが好きです。
「サッポロファクトリー」が開業したのは、平成5年(1993年)の4月。
当時大学二年生でしたが、開業間もない時期にじっくりと見て回ったことは今でもよく覚えています。
「サッポロファクトリー」の近くにある「岩佐ビル」という歴史ある建造物。
ちょっと興味深いネタを入手したので、今度レポのために訪問しようと思っています。
「サッポロファクトリー」の東側にある「旧永山武四郎邸」。
北海道の開拓に情熱を傾け、「屯田兵の父」と呼ばれた人物第2代北海道庁長官・「永山武四郎」の私邸です。
現在も創成川のほとりに建つ「大友亀太郎」の像。
昭和61年(1986年)5月に、現在地から少し北にある「北1条橋」の袂に、功績を称える記念碑が建立され、望遠鏡を手にして堀を監督していた32歳の亀太郎が、創成川の流れを見守る格好になっていました。
その後、工事に伴い東区の「札幌村郷土記念館」に移設されていましたが、創成川河畔の公園の完成に伴い、現在地に戻されました。
こちらでも何度か触れた「大友堀」跡地の発掘作業のときの写真。
あ、この建物のことは知らなかったです。
大通東2丁目にあったそうですね。調べてレポしたいと思います。
歴史写真って、見ているうちにその時代に引き込まれていきそうになるのが魅力だと思います。
写真から色々な事実に辿り着くような歴史研究にも興味があります。
最後に、「北海道新聞」のマスコットキャラクター「ぶんちゃん」(右)と、「サッポロビール」系列の企業が製造する「リボンシトロン」や「リボンナポリン」で知られる「Ribbon」ブランドのキャラクター「リボンちゃん」(左)のツーショット。
撮影会の時間帯だったようで、お子さん連れのお客さんの行列ができていました。