地元琴似を歩いていて、以前から何となく気にはなっていたのだけど、注目することなくスルーしていた場所がありました。
道路のど真ん中に、堂々と木が立っています。
北区麻生で同じようなのを見たことがありますが、これは一体・・・?
もしかしてと思って探してみたら、というか、探すまでもないくらい分かりやすい場所に、しっかりと解説板がありました。
明治10年(1887年)に開校した「琴似小学校」に通う子供たちが、「学校の木」として大切に育ててきた木が、道路整備に伴って伐採されることなく、現在もこうして大切に保存されているということなんですね。
現在の「琴似小学校」。
先ほどのケヤキの木は、現在は学校敷地内ではなくなりましたが、通っている子供たちには、きっと話が語り継がれていることと思うので、これからも大切にされていってほしいですね。
今回は、あえて航空写真を埋め込んでみました。
紹介したのは「ケヤキ」の木ですが、開拓当時の琴似地区は、一面「かしわ」の木が生い茂る場所だったそうで、このようなトンネル状の木まであったんだそうです。
現在の住宅地としての姿からはちょっと想像もつかないですが、こういう写真を見ると、もう少し残されていてほしかったなあとさえ思います。
というか、残ってないのかな?せめて痕跡でも?よし、調べてみます。