地下鉄南北線北24条駅。
昭和46年(1971年)、札幌市営地下鉄は、ここから真駒内までの区間で開業しました。
現在の麻生まで延長開業したのは昭和53年(1978年)、私は5歳だったけど、子供心に、何となく覚えています。
特に、麻生行きの電車がホームに入ってくるときの、「まもなく2番ホームに、麻生行きが到着します」の「麻生」の部分が、やたらと強調されているように子供の頃は思っていました。その印象は今でも変わっていないように思います。
そんな歴史のある駅だけに、構内の様子も、ホームの転落防止柵が設置されている以外は、昔のままのような気がします。
薄緑の壁の色も私が子供の頃から変わっていないし、よく見ると、うっすらと汚れているようにも見え、歴史が感じられます。
先ほど、「転落防止柵以外は昔のままのような気がする」と書いたけど、最近一つ気が付いたことが。
そう、エスカレーターがないんですよ。
私が普段利用している東西線の駅には普通にあるけれど、南北線は開業当時はエスカレーターがついていなかったんですね。
まあ、昔のことは仕方ないとして、昨今のバリアフリーの普及という観点からして、これはちょっとどうなんだろうという気もします。
こちらの昇降口も階段だけだけど、おやおや、エレベーターの表示がありますね。
そうなんです。エスカレーターはないけれど、バリアフリーの観点から、エレベーターは設置されているのです。
こういうパターンって、他の都市部の駅ではどうなんだろう?
今度東京とかに行くことがあったらチェックしてみようと思います。
ただでも、ここはホームの端っこなんですよね。後付けだからここしかなかったのかもしれないけど、例えば足が悪くて杖を常用している人が、このエレベーターの位置を知らずに、エレベーターとは反対側の端っこの車両に乗っちゃったりしたら、これは相当な負担ですよ。そういう点は考慮されなかったのかなと思います。
地下鉄の駅で、最近エレベーターが設置されたところは、こうして地上まで通じていることが多いです。
小さな駅だからこそできる措置なんだろうなと思います。
南北線では、この隣の北18条駅と、そのまた隣の北12条駅も、同じようにエスカレーターがなく、近年エレベーターが新設されています。
さて、こうして記事にしておいて言うのもなんですが、今回この駅を訪れたのは、近くにある、最近できた話題のお店へ行くことが目当てでした。
そこはまた、次回の記事で。
学部は南の方だったので、毎日通うのに冬など大変だったのではないかと思います。
息子なりに親に負担をかけないように思ったようで、家賃の安いところを探したら遠くなったらしいです。
暖かいところしか知らない親にとっては何となく不憫に思ったりもしましたが、心身共に北の大地に鍛えてもらったことを感謝しています。
そのまま北海道に居続けていますので、本人は北海道が大好きなのだと思います。
そうですね、北大の学生街は、地下鉄で言うと北12条から北24条まで広いですからね。
地図で見ましたが、北18条駅付近から南の方の学部までは確かに距離がありますね。冬はさぞかし大変だったこととお察しいたします。
息子さんのように、北海道の大学に来て、そのまま好きになって居続けているという方は多くいらっしゃるようですね。私の職番にもいますよ。