北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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一条館

2020-09-16 19:14:10 | 札幌

 

札幌の中心部にある「丸井今井」一条館。

店祖である今井藤七が、明治7年(1874年)年5月に、南1条西1丁目に呉服店を開業したのが、この地における営業の起源で、現在の建物は、大正15年(1926年)に竣工しています。

私が子供の頃は、大通公園に面した、現「大通館」が「大通新館」と言って、この建物は「一条本館」と言っていましたが、いつの間にか「一条館」になっていたようです。

もう何年も入っていないけど、昔は、この店舗にも書店やCD店が入っていたので、よく利用したものでした。

CD店は大通館の方だったかもしれないけど、高校生から大学生の頃にファンだったアイドルグループ、CoCoのCDを一番最初に買ったのが、丸井さんの中のCD店だったことは、はっきりと覚えています(確かカレンダーも買ったような・・・)。

 

※ 丸井今井百貨店のことを「丸井さん」と呼ぶのは、札幌市民にとっては、常識と言っても過言ではないくらい定着しています。

 

 

 

これは、かつての「一条館」の写真。

上の方に、まるでニューヨークのエンパイアステートビルのような塔が建っていますが、これは、現在の北区北24条駅周辺、札幌北高校の辺りにあったという、「札幌飛行場」を離発着する飛行機の目印として活用されていたのだそうです。

その「札幌飛行場」も興味があるので、具体的な跡地など、調べて歩いてみたいです。

 


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2 コメント

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Unknown (ナナマガラー@管理人)
2022-06-25 07:11:20
コメント有難うございます。
そうでしたか、やはりかつてはランドマーク的な存在だったのですね。
飛行機の目印だったという話は、記事に掲載した本を読んで知ったことなのですが、管制技術も発達していなかった当時としては、本当に重要な役割を果たしていたんだなということが窺えました。
私は記事に掲載したような写真でしか見たことがありませんが、もっと色々な資料を見てみたいなと思っています。
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Unknown (Unknown)
2022-06-25 07:03:58
豊平川を越えたところに住んでいました。戦後だいぶたってからの話ですが、子供の頃、お風呂の帰りとか、丸井さん(古い市民は「さん」をつける)の明かりが見えました。明かりはぐるーっと回って、いつも灯台みたいだな〜と子供心に思っていました。家にもお風呂が付いて、夜、外に出なくなりました。いつの頃からか、あかりの回るのは見えなくなっていたと思います。
今ではビルが多く、丸井さんも見えません。
離発着する飛行機の目印。とは、誰もおしえてくれませんでした。書いてくれてありがとうございました。懐かしくて、お返事書きました。
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