JA塩尻市の農産物直売所「新鮮市場ききょう」で購入してきたわらびとふき。
わらびは市内で畑栽培されたもので、一束250円を4束。山菜わらびとは味覚がイマイチか。
ふきは高出地区のK・Hさんのふき畑産で、1束100円を2束。
〆て1,200円也。
わらびの灰汁抜き作業は、まず藁灰を作る。
鉄鍋に4束を並べ、藁灰を被せ、ひたひたになる位熱湯を注ぐ。一晩おけば食べられる。お浸しで。
ふきは下処理に手間がかかる。
一番大きな鍋かフライパンのサイズに合わせてふきを切る。
まな板の上に5~6本並べて塩を振り、ごしごし転がす。これを、板ずりという。
全部済んだら鍋に入れて茹でる。太いものは5分、細い方は3分程度。10円玉3つ入れるときれいに茹る。
茹であがったら冷水に取る。
しばらくしてから、皮やスジをとる。しっかり取った方が舌触りがいい。
約700gあった。
ふきとまついかとを煮る。
今はまついかなんて言わない。干しほたるいかだ。
私の幼少のころ、田植え時期に欠かせない料理の一つだった。
ほかには、たくあん、昆布とみがきニシンの味噌煮、塩イカときゃべつ、きゅうりの和え物。
おにぎりと一緒に頬張った。
手植えの田植え。大勢の結いの仲間の共同作業。子供は畔の上を走り廻って苗を届けた。
干しほたるいかは、西友で125g入り400円ちょっと。
眼を取って洗う。
水を入れた鍋に、5cmに切ったふきと干しほたるいかを入れて、柔らかくなるまで煮る。大体20分。
調味料は、酒大2 みりん大2 砂糖大2 顆粒だし1袋
最後にしょう油大2を加えて味をふくませる。
おいしくいただきました。
ごちそうさん。
ごきげんよう、さようなら。