欅の葉っぱが緑を増した地を出発、サクラ満開の地を経由しウメ満開の地も経由し、車止めから歩くこと1時間20分。少しは春を期待したのに春色が全くありません。
ココは、昨秋に下見した川です。標高1,000m一歩手前なので天候次第でドライ、イケるかなと思ったんですが‥。
怠け切った体から汗は噴き出したものの、歩を止めると一気に気化熱で体温低下、陽は射しても気温は8℃しかないのです。おまけに風も結構強いので始末に悪いです。
因みに、今回はバーゲン品の釣用ディパックに一式詰め込んできたのですが、山用のザックの凄さを改めて実感です。厚みがあるせいでガレ場でバランスを崩すと立て直すのが難儀なんです。山用はザックの重心が体に近いので立て直しが楽なんですね。
残雪もあり昨秋の時より水が多くポイントも限られそうです。更に水温は7℃とビミョーな状況なんだけど、ドライで探ることに。
川下からの強風に難儀するも鉄板ポイントの反転流から魚が反応するのに時間は掛かりませんでした。
サイズは別として、見とれるほど綺麗なイワナに、さっきまでの辛さは吹っ飛び、水の冷たさなんか感じません。
ウェーダーに履き替えた場所から結構遡行したけど、流れはこんな感じで余り変化ナシ。瀬で出てくれれば楽しいんだけど、魚は瀬には出ていないようで反応するのは専ら反転流と石裏です。
反応が鈍くなったのと斜面からの落石が多くなったのでそろそろ、撤収を考えてると。
‥。
雪斜面も多くなったのでそのせい? ココで撤収です。
そんなに遡行してなかったのか、川通しで30分で着替えた場所へ戻ることができました。
遅い昼食中も風が強く、レインギアを羽織らないと震える程です。
ココの状況はある程度分かったので下流の支流をチェックするため、しっくりこないディパックを背負い、下山です。
支流と言いつつも車止めまで行かない支流なのに、まさかのヤマメには驚いちゃいました。
時間がなく200mくらいしかチェック出来なかったので出直しを決意。ココの方が雰囲気10倍です。
朝も多かったけど今も食事時だからか、やたらと遭遇です。サルも多かったけど、クマさんだけは勘弁です。
車止めには17時過ぎに到着。コーヒー飲んで18時に帰路へ。
次回は、GW明けに再訪してみますかね。