西田哲学とスピノザの対比が結構重要テーマになっているようなので借りてきた。
道元+鈴木大拙の読書からの繋がりでもある。
東西の「比較思想」ってのはちょっとなあ、とも思うけれど、お茶のみ話的に頭の良い人が楽しく付き合ってくれる感があって愉しい。
いや、書いておられる形は学問として大真面目に書いておられるのでしょうが、私らはその学問をentertainment的に読ませてもらうしか素養がないもので……(^_^)。
スピノザに「静」を、西田哲学に「動」を配置するところからもう「ウフフ」ってはなるけれど、それは逆に私(ブログ子)がスピノザを「一般的理解」とは別のところで読んでいる、ということでもあるかもしれないわけだし、、そう言う使い方もあるのだな、と分かるのも楽しい。それで西田哲学のしゅうへんもウロウロできたら十分だ。