龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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流し読みしても意味がない山内志朗の本『新版 天使の記号学』岩波現代文庫

2020年01月27日 18時29分26秒 | メディア日記
言わずとしれた中世哲学研究者の山内志朗の本が岩波現代文庫で甦った。
自分では手に負えないのを知りつつ、平凡社文庫の『普遍論争』とか『存在の一義性について』とか、『誤読の哲学』とか、読めもしないのに読み続けている。
これもその一連の本の一つ。
ただ、ことしから無職なので、
図書館でこういう本と出会えるのはほんとうに有り難いことだ。天使と題名にあるが、例によって別に天使の話だけをするわけではないのだろう。
分からないところに連れて行かれる戸惑いと快感があるし、そこがただわからない場所というだけではないのがまた悩ましい。興味津々なのに分からなさがどんどん重層化していく愉悦すら感じる。
まあ、そういうことですね。
さて!気合いを入れて分からなさの「海」=「快」に浸ってきます。