龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
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今観てきた『フォードvs.フェラーリ』

2020年01月28日 20時20分20秒 | メディア日記
レイトショー(シニアの方が安いけどね)を観に来た。
朝は観る気がしなかった
『フォードvs.フェラーリ』
だが、夕方お腹が一杯になったら観ても良いかな、という気になった。
福島県いわき市の小名浜ということろにある「焼き畑商業施設」の典型イオンの中に入っているシネコンの上映。
体の力を抜いてゆったり観てこよう(^_^)
感想は特にないと思う。楽しめれば。

はい、観てきました。
面白かった!
クルマ好きなら一刻も早く観て損のない作品。
これが作られて世界で受けるってことは、世の中にはこういうクソ(この当時のフォードの役員たち)なことが沢山あるってことなんだろうね。
しかし誰かが言ってたけどこの映画を作ることにOKを出したフォードには感謝。
フォードの伝説ではあるにしても、この場合フォードの役員たちは「悪役」だもんね。

ル・マンを走るフォードのドライバー、ケン・マイルズ役を演じた人(クリスチャン・ベイル)がとりわけかっこよかった。その奥さんも素敵な女優さん(カトリーナ・バルフ)だね。マット・デイモンももちろん上手いけど。

素敵なエンタテインメントだと思います。
気になるのは、マット・デイモンの演じたキャロル・シェルビーが最後に乗っていた緑色のクルマ、あれカッコ良かったんだけど、なんて言うクルマかなあ。
ブログ上のコラムには
「シェルビーが乗っていたコブラ427」
という指摘も見える。
あのミニチュア、ほしいなあ。



映画『ジョジョ・ラビット』を観る。

2020年01月28日 12時59分13秒 | メディア日記
映画好きの男性の友人に
『フォードvsフェラーリ』
を薦められたのだが、同じく映画好きの女性の友人に
『ジョジョ・ラビット』
を薦められ、どちらを観るか迷った挙げ句、今日は後者を選んだ。
朝起きたときから
「ちょっと死んでみても良いかな」
という低い「老(low)」な気分だったので、とてもじゃないけどフェラーリとフォードのレースを観にいく気になれなかったのだ。

『ジョジョ・ラビット』
は、とても小さくて可笑しい映画だった。
対戦末期のドイツを舞台とした映画なのにのっけからヒトラーユーゲント志望の少年が英語で喋っているのが面白い。
それだけで笑えてくる。
作品中、敵性外国人?のアメリカ人と話す場面があるのだが、当然のことながらアメリカ人の言葉の方が最初は訳が分からないものとして出てくる(あんまりしゃべらせていない)し(ソノアト英語シャベッテタトオモウケド)。
そして、ナチスの少年たちを鍛える合宿の指導をしているのが、どう考えてもアメリカ人の将校にしか見えないのが苦微笑を誘う。
映画の「小ささ」は、主人公が10歳ということもあるし、ユダヤ人の隠れるスペースが小さい(狭い)と言うこともあるし、当時のドイツでは心を小さいところにしまっておかねばならなかったということでもあるし。
主人公はアドルフ(妄想)が友人なのだが、その関係も面白い。

子どもの想像するヒトラー像、こんなものだったのかもしれない、と思わせる。ドイツ国内の青少年の大半をナチスの青少年
団として組織していったヒトラーユーゲントの(おそらく)悲劇的な現実を踏まえつつ、あくまで少年の瞳が捉えた世界という「コメディのフレーム」を失わないのが嬉しかった。小さい映画はこうであってほしい。

感想としては、あんなコンビ(コンビニ、ではない)の靴を買いたくなった。
そして、とりあえず明日までは生きてみても良い、と思うようになった。
暗闇で映画を観る功徳には、そういう「効果」もある。