年末年始、とりまぎれて途中になっていたW.ジェイムズの『宗教的経験の諸相』上下巻を、夕方から読み出す。
『プラグマティズム』
が主著なのかもしないし、「心理学」のフィールドの人なのかもしれないが、手に取ったこちらの本(講義録)が手になじんだのでまずはこれから。
多分手になじんだのは、特別に新しい知見がほしかったからではなく、むしろ今自分の求めているものが「常識」に近いものであり、この人の書き込みぶりが「常識」に近く心安く読めそうな気がしたからだろうと思う。とは言え「宗教的経験」である。興味はあるが信仰を持たない自分にどれだけ読めるのか。
あり得べき「常識」を読み解く、というほどのスタンスで再度挑戦。
宗教的経験を今常識の範囲内で考えることは、(少なくても私個人にとって)とても重要なことだ。