風月庵だより

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パラリンピック

2006-03-16 13:00:28 | Weblog
3月15日(水)晴れ【パラリンピック】
第9回パラリンピックが、10日から19日の日程でトリノで行われている。オリンピックの時は、チャンネルを回せば、どこかでその結果を放映していた。しかしパラリンピックの状況はほとんど放映されていない。私のところは新聞を購読していないので、毎日のテレビ番組は分からない。いつも適当に一時間の間に全チャンネルを観るのが風月庵流である。しかしそれではパラリンピックが観られないので、TV番組の載っている雑誌を購入することにした。

1チャンネルで午後の3時から30分と、3チャンネルで夜8時から30分のみ放映されていることが分かった。気なしににテレビをつけると、野球のWBCについてはどこのチャンネルでも報じている。パラリンピックについてももう少し放映されると有り難い。インターネットで閲覧は可能のようであるが、多くの人に可能ではないのが残念である。私も家のインターネットはブログ発信ぐらいの料金しか払っていないので、早くに変更しておけばよかったと思っている。なお「パラリンピックスポーツTV」の閲覧先はwww.paralympicsport.tvである。(しかし実際にアクセスしてみたが、ウイルスの問題や操作に多少問題があるのでアクセスにご用心して頂きたい。)

今回小林深雪選手の活躍はめざましい。ノルディックスキーのバイアスロン12.5km視覚障害で金メダル、7.5km視覚障害でも銀メダルを獲得した。太田渉子選手もバイアスロン12.5km視覚障害で銅メダル、7.5km視覚障害では6位と健闘している。日本選手団団長の大日方邦子選手もアルペン滑降女子座位で銀メダル、アルペン女子スーパー大回転座位でも銀メダルに輝いた。また青木辰子選手も5位と健闘。

開会式で旗手を務めた新田佳浩選手は「ライバルは自分自身、相手がどうこうではなく自分の力を出し切るだけ」と語っていたようであるが、男子10km立位で13位であった。金メダルを狙えるほどの実力のある選手とのことであるが、途中で転倒してしまい順位を下げたのは本人は残念であろう。しかし棄権せずに完走できたことはよかったと思う。転倒によって体を痛めたようだが、無理をしないことを願っている。

パラリンピック出場のアスリートたちは皆なんらかの障害を背負っているが、それぞれ素晴らしい技術を備えている。スキーによって精神も鍛えられているだろう。障害のあるだけ乗り越えなくてはならないことも多いと思うが、それを乗り越えた素晴らしい滑りと健闘振りは観ていて実に楽しい。

閉会まであと3日、選手の皆さん、それぞれ実力を発揮し、ベストを尽くされますように。オリンピックでも私はあまりメダルには拘りたくない思いで観ていたが。パラリンピックでもメダルよりも参加することの意義のほうが大事であると考える。特に今回のパラリンピックはテーマは「限界の破壊、障壁の破壊」だそうだが、体あってのスポーツなので、無理な場合は無理を見極め、引くのも勇気ではないかと思う。皆さん怪我をしないように、最後までご健闘を祈っています。


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