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感動を有り難うーパラリンピック閉会

2006-03-20 23:56:16 | Weblog

onclick="this.href='http://link.geocities.yahoo.co.jp/para2006/';">トリノパラリンピック 日本代表選手応援バッジ
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トリノパラリンピック 日本代表選手応援バッジ


3月20日(月)【感動を有り難うーパラリンピック閉会】
10日間に渡ってトリノで繰り広げられたパラリンピックが閉会した。選手たちはそれぞれなんらかの障害があるが、それを乗り越えて闘い抜いた10日間であった。小学校二年のとき、トラックにはねられて両足を失った鈴木猛史選手(17)は「両脚がないのが自分の武器」とまで言う。彼のように交通事故による負傷で障害を負った選手は多い。大日方邦子選手も三歳のとき交通事故にあったそうである。

背負わされた障害に対して恨みを言うよりも、それを受け入れて、そこから立ち上がっている姿に、私は勇気をもらった。また結果も見事であった。今回から競技が統合されメダルの数が減らされて、メダルをとることは難しくなったのである。そのなかで、金は2,銀は5,銅は2,合計9個のメダルを日本選手は獲得したのである。また寸差での4位もある。

選手として出場するからには上位を狙うのは当然のことであろうが、特に大日方邦子選手にはその思いが強い。選手たちにとって競技生活を支えるには、お金が必要である。自分が良い成績を収めることによって、障害者の実力を認めてもらい、障害者に対してスポンサーがつくようにしたい、というのが大日方選手の願いなのである。そして彼女は金メダル1、銀メダル2と、一人で3個のメダルを獲得してくれたのである。最後の回転では転倒してしまい棄権となったが、選手団の主将としての面目を十分に果たしてくれた。

青木辰子選手も最後の最後の女子回転座位で銅メダルを遂に獲得。やはりメダルを獲れたことは闘う者として、格別の喜びがあるだろう。青木選手の満面の笑みを「ひまわりのよう」と言って、NHKのアナウンサーも讃えていた。男子座位大回転では森井大輝選手が銀メダル、東海将彦選手も銀メダルを勝ちとった。

他に既に書いておいたが、小林深雪選手の金メダルと銀メダル、太田渉子選手の銅メダルがある。明日21日は朝8時35分から一時間、NHKで「トリノパラリンピック10日間」が放映される。観られる人は是非観てほしい。もっと早くにブログに投稿したかったのであるが、左手をひねってしまったので、パソコンが思うように打てなかった。たったこれだけのことでも、不都合なことがいろいろとある。障害を乗り越えている選手たちのなんとすごいことかと、あらためて感服したことである。

さらなるご活躍を祈っています。

明日はWBCも11時ごろからあるので、日本の人々はこの観戦に沸くことだろう。私もパラリンピックの放映も、WBCのほうもリアルタイムで観たいが、明日はお彼岸のお中日。明日の午前中は交通渋滞は免れるだろうと予想します。WBCのお陰で。

(私と同じくブログに慣れていない方にのみのお知らせ:お彼岸についての解説は「つらつら日暮らし」和尚さんのブログに丁寧に書かれています。左に「BOOK MARK」という枠の中にある「つらつら日暮らし」と書いてあるところをクリックして下さい。)