12月11日(月)晴れ【歯医者さんに行きましょう】
あまりに歯が痛くなったので、かかりつけの歯医者さんに電話をしたところいつもの先生はお辞めになったという。どうしようかと思いながら、郵便局に行く途中で、近所に開店したばかりのデンタル・クリニックがあったので、思い切ってその扉を開けた。
今まで歯には注意をし、よく磨き、まめに定期治療に歯医者さんにも行っていたつもりだったのだが、考えてみれば、時々痛んでいた奥歯を気にしながらも、そのうちにと思いながら二年間が経っていた。その結果は。
28本健在であった自分の歯を一本抜かなくてはならないという状態になっていた。見せて貰ったレントゲンにきちんと整列した27本の歯と歯茎の中に収まっている歯の根がある。しかし唯一奥歯の一本は歯の根本も少しかけていて、本来骨があるという部分は浸食されたように上のほうに円を描いた線が見える。またその奥の親知らずのあったところが化膿しているのがわかる別の口腔内写真も見せて貰った。
さらにその部分だけのレントゲンを撮ってみて、先生のくだされた見解は、奥歯に破折線が入っていて、その部分から細菌が入り、それによって破骨細胞が増殖してしまい、骨が溶けてしまっているのだという。(この骨というのは歯槽骨という骨であろうか?)
これは抜歯してしかるべき処置をするしか方法がないということで、私も諦めた。しかし残念。今まで歯には注意していたつもりなのだが、いつかそのうちに歯医者さんに行かねば、と思いつつ、そのうち行けばなんとかなるだろう、という考えは実に安易な考えであった。私の行きつけの歯医者さんは土、日休みなので、勤めていると、なかなか時間もとれなかったのだが、言い訳無用。大事な歯を抜かねばならないことになってしまった。
母は根が残っていれば、歯は絶対に抜かない方が良い、と常々言っている。そして一本残っている歯を実に大事にしているのだが、脳裏にその言葉が浮かんだ。しかし専門的知識が無いし、レントゲンの状態から見て、やはりこれは抜くしかないだろう。そう決める決め手はやはりその歯医者さんが信頼を置けそうである、ということになる。今では大変にその先生はインプラントを勧めたいために丁寧な治療を放棄したと思っています。お金儲けが先に立ったお医者さんには気を付けましょう。
抜いてしまえば、二度と生えてこない歯であることを、この時ほど再認識したことはない。忙しさにかまけて、大事なことを後回しにしていたことを後悔した。歯医者さんに行きさえすれば解決すると安易に思っていたことを後悔した。いくら後悔しても「後悔先に立たず!」
皆さん、歯医者さんには痛いと思ったら、すぐに行きましょう。
*土、日も休まず、夜の10時までやっている歯医者さんもあります。近所の歯医者さんはそのような診療時間をとっています。今日も仕事の帰りに寄ることができます。