水彩画教室に通い始めて7ヶ月が過ぎた。今まで散歩で撮ってきた写真をA4にプリントアウトし、教室に持って行く。2時間の授業時間内で1枚仕上げるペースでひたすらスケッチの練習である。鉛筆でデッサンして先生に見てもらい、指摘を受けて手直してから水彩色鉛筆で色をつける。要所要所でどんな風に色を使えばいいかを先生に教えてもらう。塗り終わったら筆に水を付け部分的に色を溶かして仕上げていく。そんな作業の繰り返しである。下の絵は今年になって5ヶ月間の作品を製作順に並べたものである。これを見比べても進歩の跡が見えてこない。なかなか中学生の絵から脱しきれない自分に、絵のセンスのなさを思うのである。
先日先生に、「やはり水彩の方が良かったですかね?」と聞いてみた。すると、「いやいや、これで押し通していけば良いんじゃないですか」との返事、「そろそろ野外にスケッチに出かけたらどうですか」とも言われた。「とんでもない。スケッチしていて後ろに人が来たら、その都度絵を隠さなければならない。それではみっともないから、野外デビューは来年の春からですよ」と、とりあえず答えておいた。果たして後1年で、自分でも納得できる絵がかけるのだろうか?当面の目標は中学生レベルから高校生レベルにステップアップすることである。
今自分には何点かの課題がある。一つはデッサンはどこまで書き込めばいいのか?ということである。あまり大雑把だと色を付けるときに迷ってしまい、色数が少なく単調な絵になり勝ちである。かといって精密に描いていけば鉛筆の線が強く出て、塗り絵のようになって絵が硬くなる。私の目指すものは散歩に行って、せいぜい1時間くらいでさらさらと描いて、それなりに様になる絵が描けるようにすることである。実物の風景のどこを描いてどこを省略するのか、これは何度も描いて自分のスタイルを決めるしかないのだろう。
次が色の問題である。今使っている色鉛筆は24色、これだけの色を使って表現しなければいけない。木々の緑にしても多様な色を持っている。しかし色鉛筆の緑系はせいぜい3色である。灰色にしても白に近いものから黒に近いものまで多種多様である。しかし色鉛筆は白と黒の2色しかない。絵の具であれば混ぜ合わせて色を作くってから塗ればいいのだが、水彩色鉛筆は色を重ねておいて画用紙の上で水で溶く感じである。どの色とどの色を重ねて水を垂らせば、どんな感じの色になるのかが難しい。24色でどこまで多彩な色が出せるのか?これも大きな課題である。
次が色鉛筆の風合いと水彩画の風合いをどう出していくのか、そのバランスの問題である。色鉛筆だけだと絵に柔らかさや深みがないように思ってしまう。だからといって水をつけて全体を水彩画風にするのであれば、はじめから水彩絵の具を使えば良い。「どの部分に筆跡を付ければ絵が生きてくるか?そんなことを気にかけて水をつけてみてください」と、先生は言う。強調するところに筆を使うのか?ぼかすことところを水彩画風にするのか?これもまた一様ではないから面白いのかもしれないが。
先月から、20代後半だろう若い男性が教室にきた。これでやっと女性専科のようだった教室から開放され、私は一息つける感じである。彼は4年間独学で絵を勉強していて、色付けを勉強しようと思って習いにきたそうである。隣で描く彼の絵はデッサンも緻密で美大生の描いた絵を見ているようである。普段も練習しているようで復習した絵を教室に持ってきて先生に見てもらったりしている。授業中だけしか練習しない我々他の生徒とは意気込みが違っている。やはり何事も一生懸命さが上達を決めるのだろうと、反省してしまうのである。
富士山
城ヶ島
佐原
牛久シャトー
長瀞
箱根
秩父 羊山丘陵 芝桜
川越 喜多院 五百羅漢
川越市
草加市 綾瀬川
行田市 古代蓮の里
先日先生に、「やはり水彩の方が良かったですかね?」と聞いてみた。すると、「いやいや、これで押し通していけば良いんじゃないですか」との返事、「そろそろ野外にスケッチに出かけたらどうですか」とも言われた。「とんでもない。スケッチしていて後ろに人が来たら、その都度絵を隠さなければならない。それではみっともないから、野外デビューは来年の春からですよ」と、とりあえず答えておいた。果たして後1年で、自分でも納得できる絵がかけるのだろうか?当面の目標は中学生レベルから高校生レベルにステップアップすることである。
今自分には何点かの課題がある。一つはデッサンはどこまで書き込めばいいのか?ということである。あまり大雑把だと色を付けるときに迷ってしまい、色数が少なく単調な絵になり勝ちである。かといって精密に描いていけば鉛筆の線が強く出て、塗り絵のようになって絵が硬くなる。私の目指すものは散歩に行って、せいぜい1時間くらいでさらさらと描いて、それなりに様になる絵が描けるようにすることである。実物の風景のどこを描いてどこを省略するのか、これは何度も描いて自分のスタイルを決めるしかないのだろう。
次が色の問題である。今使っている色鉛筆は24色、これだけの色を使って表現しなければいけない。木々の緑にしても多様な色を持っている。しかし色鉛筆の緑系はせいぜい3色である。灰色にしても白に近いものから黒に近いものまで多種多様である。しかし色鉛筆は白と黒の2色しかない。絵の具であれば混ぜ合わせて色を作くってから塗ればいいのだが、水彩色鉛筆は色を重ねておいて画用紙の上で水で溶く感じである。どの色とどの色を重ねて水を垂らせば、どんな感じの色になるのかが難しい。24色でどこまで多彩な色が出せるのか?これも大きな課題である。
次が色鉛筆の風合いと水彩画の風合いをどう出していくのか、そのバランスの問題である。色鉛筆だけだと絵に柔らかさや深みがないように思ってしまう。だからといって水をつけて全体を水彩画風にするのであれば、はじめから水彩絵の具を使えば良い。「どの部分に筆跡を付ければ絵が生きてくるか?そんなことを気にかけて水をつけてみてください」と、先生は言う。強調するところに筆を使うのか?ぼかすことところを水彩画風にするのか?これもまた一様ではないから面白いのかもしれないが。
先月から、20代後半だろう若い男性が教室にきた。これでやっと女性専科のようだった教室から開放され、私は一息つける感じである。彼は4年間独学で絵を勉強していて、色付けを勉強しようと思って習いにきたそうである。隣で描く彼の絵はデッサンも緻密で美大生の描いた絵を見ているようである。普段も練習しているようで復習した絵を教室に持ってきて先生に見てもらったりしている。授業中だけしか練習しない我々他の生徒とは意気込みが違っている。やはり何事も一生懸命さが上達を決めるのだろうと、反省してしまうのである。
富士山
城ヶ島
佐原
牛久シャトー
長瀞
箱根
秩父 羊山丘陵 芝桜
川越 喜多院 五百羅漢
川越市
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