今朝のBBCニュースを見ていると、エジプトのムバラク大統領が今秋9月の退陣を表明してから一夜明けた2日、各地でムバラク大統領を支持する集会が行われて、カイロ中心部のタハリール広場では、双方数千人規模の親ムバラク派と反ムバラク派が衝突して暴動状態になっている様子を伝えていた。 これまでのムバラク体制によって恩恵を受けた人々にとっては今の体制がすぐに崩壊しては困るのだ。それでもこんなことを繰り返すうちにやがてはつぎの時代に入ってゆく。強圧的な独裁体制の続くまわりの国々でも同じことが起こり体制派反体制派のせめぎ合いの後に落ち着いて均衡のとれたミスミが構築されてゆくのだろう。
fumio
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