monologue
夜明けに向けて
 



  この間、ドキュメンタリー映画『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男(Tom Dowd & The Language Of Music)をBS-TBSで見た。

  かれトム・ダウド(Tom Dowd、1925年10月20日 - 2002年10月27日肺気腫で他界)は、アトランティック・レコードのプロデューサー 、エンジニアとしてレイ・チャールズ、オーティス・レディング、アレサ・フランクリン等多くのアルバムを8トラック多重録音やステレオ録音を駆使して制作した。ビートルズがその頃最新だった3トラックや4トラックレコーディングマシーンでレコーディングしていた時代にその十年も前から8トラックマシーンを使っていたという。すごい人だと思った。トム・ダウドは8トラック多重録音の魁(さきがけ)だったのだ。

 かれの活躍のおかげでわたしたちの時代のミュージシャンはもう8トラックマシーンでの自宅スタジオ多重録音が当たり前になっていたのでわたしも8トラックレコーディングマシーンを購入してアルバム「カリフォルニア・サンシャイン」を製作したものだった。
fumio

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