monologue
夜明けに向けて
 




<10>

 やがては明けゆく、この空の下
 闇から闇へと呼び交わす声が こだまする
 我々のコード・ネームは「光」
 明けの明星 金星の覇者

 呼び交わす声に惑わされる事の無い様に
 衣食住の夢は 我らの夢では無い
 我らの夢は「愛」それだけ
 我らの武器もまた「愛」それだけ

 光の下に集い 「愛」を実戦する者よ
 終わる事の無い「愛」の夢を望む者よ
 「愛」だけを武器に 闘い抜くのだ

 この惑星上に 再び我らの光が充満する様に
 衣食住の夢が 終わりを告げる様に
 闘い抜くのだ

「光の黙示録」より

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これまでこの「愛だけを武器に 闘い抜く」というフレーズはわかるようで対象があいまいでだれとどのように闘うのかよくわからなかったが
やっと真意が見えるような気がする。これからの未来をこの星で生きる子子孫孫のために、われわれの代でこの星を使い切ってしまってもいいという核兵器保持開発、原子力発電推進勢力と人類の存続をかけて「愛」だけを武器に闘い抜かねばならないのだ。
fumio

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