一昨日のNHK「ファミリーヒストリー」で2、26事件に無理やり参加させられた落語家、5代目柳家 小さん(やなぎや こさん、1915年(大正4年)1月2日 - 2002年(平成14年)5月16日)本名、小林 盛夫(こばやし もりお)の人生をたどっていた。大変な時代を生きた人だったがかれの語る芸の奥義「守、破、離」が心に残った。まず師匠の教えを守り、それを破る。そして離れる。つまり最後は自立するということだろう。剣道の達人でもあったのでそれはあらゆる武道にも通じる教えだった。だれもがその境地を目指して修業するが自立に至る人はまれなのだろう。
fumio
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