monologue
夜明けに向けて
 



昨日の「Grace ofJapan 」は埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山山麓にある宝登山神社(ほどさんじんじゃ)を採り上げていた。ウイキペデイアには「社伝によれば、景行天皇41年(111年)、天皇の皇子・日本武尊による東征の際、尊が遥拝しようと山頂に向っていると巨犬が出てきて道案内をした。その途中、東北方より猛火の燃えて来るのに遭い、尊の進むことも退くこともできない状態になってしまった。すると巨犬が猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。尊は巨犬に大いに感謝したところ、忽然と姿を消した。このことから「火止山」の名が起き、のちに「宝登山」となったという。また巨犬は大山祇神の神犬であった事を知り、防火守護のため火産霊神を拝し、その後山麓に社殿を建て三神を鎮祭した。これが当社の起源であるとされる。」とあるがダイダラボッチ伝説では巨人ダイダラボッチが蓑山(美の山)と宝登山をカゴに入れて持ってきたという。ダイダラボッチとは和同開珎を作るためにタタラで銅などを精錬した人々を指すという。祭神は神日本磐余彦尊 (かんやまといわれひこのみこと、神武天皇)、大山祗神 (おおやまづみのかみ)、火産霊神 (ほむすびのかみ)の3柱。これらの伝説ではなぜ神武天皇が祀られているのかよくわからない。ダイダラボッチすなわちタタラに関する祭神が隠されているような気がした。
fumio



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