昨日23日、小泉元首相の仕掛けによって争点が脱原発になり、2020年の東京五輪開催などで注目の東京都知事選が告示された。
自民、公明両党が支援する舛添要一氏(65)。政党の推薦を受けない姿勢だが、民主、生活、結いの党が勝手連として支援する細川護熙氏(76)。共産、社民両党が推薦する宇都宮健児氏(67)などが有力候補者としてメディアによく採り上げられている。脱原発を掲げて立候補した細川氏にとって3年間の民主党政権に対する国民の失望と怒りはまだ治まっていないので支援や推薦に勝手連であっても「民主」と書かれると当選の可能性が消えるので民主党の支援は迷惑だろう。脱原発は宇都宮健児氏が元々強く主張していた。舛添要一氏は脱原発にあまり触れないが、自民党で脱原発を掲げるエネルギー政策議員連盟(代表世話人・河野太郎副幹事長)が23日、政府が2月以降の閣議決定を目指すエネルギー基本計画に向けた提言をまとめ、原発をこれまでの「ベース電源」という位置づけから「過渡期の電源」と表現を変更した。虚々実々の駆け引きでだれが勝利するのか楽しみ…。
fumio
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