昨夜の「GRACEofJAPAN」は「西宮のえべっさん」と呼ばれる兵庫県西宮市にある西宮神社を採り上げていた。
祭神
向かって右の第一殿に主祭神えびす大神(西宮大神・蛭児命)。
中央の第二殿に天照大御神 大国主大神 。
向かって左の第三殿に須佐之男大神。
社伝では祭神の蛭児命は伊弉諾岐命と伊弉諾美命との間に生まれた最初の子で不具であったため葦の舟に入れて流され西宮に漂着し、「夷三郎殿」と称されて海を司る神として祀られた。
ウイキペデイアによると、「中世・近世には、神人として人形繰りの芸能集団「傀儡師」が境内の北隣に居住しており、全国を巡回し、えびす神の人形繰りを行って神徳を説いたことにより、えびす信仰が全国に広まった。境内に祀られる百太夫神は傀儡師の神である。中世に商業機構が発展すると、海・漁業の神としてだけでなく、商売の神としても信仰されるようになった。」という。祭神のえびす大神(蛭児命)、天照大御神 、大国主大神 、須佐之男大神をみれば出雲、日向系統の祖先ということがわかる。
天照(アマテラス)は日向の族長、卑弥呼。その夫となったのは出雲の須佐之男。大国主はその後継者で渡来神「大黒」と習合する。「えびす」は渡来神「恵比須」と習合した海・漁業、商売の神。その正体は伊弉諾岐命と伊弉諾美命の間に生まれたが姿を消した月神、ニギハヤヒ。その鎮座地での役割によってハンドルネームが変わるので特定しにくい。
fumio
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