今週の「GRACE ofJAPAN」は愛知県一宮市の尾張国一宮、真清田神社(ますみだじんじゃ)を採り上げていた。
祭神の天火明命 (あめのほあかりのみこと)は、神武天皇33年にこの地を「尾張」と名づけ開拓した天香山命の父神で尾張氏の祖神とされる。 平安時代のころより、尾張国一宮と称されたが同市内の大神神社も尾張国一宮を称するという。
大神神社(おおみわじんじゃ)の旧称は三輪明神。主祭神は奈良県桜井市の大神神社の神と同神の大物主神 。
大神神社の社伝では、大神神社と真清田神社を相殿として一宮としたと伝える。
大物主神といえばもちろん天照国照彦天火明櫛玉饒速日(にぎはやひ)命であり、その長い名前の中に天火明が含まれていることから尾張国一宮とされる真清田神社大神神社ともに饒速日(にぎはやひ)命を奉斎していることがわかる。尾張氏はかれの子孫ということになる。
fumio
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