monologue
夜明けに向けて
 



「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3原則に基づいた憲法から権力者はどうすれば自由になれるのか。「国民主権」は「内閣主権」にしてこれまで国民の反対で行使できなかった「集団的自衛権」も憲法解釈を変更する閣議決定で行使する。「平和主義」を武力の行使を匂わせる「積極的平和主義」と言い換える。「基本的人権の尊重」はまず「特定秘密保護法」を強行採決して踏みにじる。戦後レジームからの脱却を謳う現代の富国強兵政策は着々と実を結びつつあるようだ。人類の宝として世界遺産に認定されようとしている憲法9条は権力者を縛る太い縄なのでなんとしてもズタズタに切ってしまいたいのだろう。国民がその重大さに気が付いた頃には遅かったということのないように…。
fumio

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