monologue
夜明けに向けて
 



昨日の「SONG toSOUL」はシャルル・アズナヴールの「She」を採り上げていた。
1974年に放送されたイギリスの連続ドラマ『女の七つの顔』の主題歌としてかれが作曲し大ヒットした。
 その後、1999年の映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌に採用されてエルビス・コステロがカバーし世界中でヒットした。
コステロはツアー中にビートルズの録音で有名なアビーロード第3スタジオに立ち寄り6回歌い、編集者がそのテイクのいいところを抜出し集めてひとつにまとめたのが現在聴かれる正規ヴァージョン。わたしはパンクバンド時代のエルビス・コステロは好きではなかったのでこんなバラードを歌って再登場してきたコステロの歌のうまさに驚いた。コステロのお父さんロス・マクマナスも歌手で以前から「She」をレパートリーにしていたというので芸能の血を感じた。後世に残るのはアズナヴールのヴァージョンなのか、それともコステロのヴァージョンなのだろうか?
fumio

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