将棋には持ち駒を置く駒台というものがある。素人が机上で指す時は持ち駒は簡単に駒箱のふたと裏に乗せるのだが「王将」のモデル阪田三吉大阪名人の生涯のライバルで将棋連盟や実力名人制を創始した、関根 金次郎(せきね きんじろう)十三世名人の随筆「駒台の発案者」によれば、川崎出身のアマチュアの飯塚力造氏が雛祭りの飾り台を真似て現在使われている将棋の駒台を発明したという。それまでは高段者は半紙を四つに折つてその上に駒を置いていたそうである。将棋連盟、実力名人制、駒台とどんなものでも発案者がいて現在につながっているのだ。先人のおかげで現在の繁栄がある。
fumio
| Trackback ( 0 )
|