米軍基地がない時代

米大統領選の共和党の候補指名を確実にしたトランプ氏が韓国や日本など同盟国は米軍の駐留経費を１００％負担すべきだと主張しているが朝鮮日報によると、韓国の在韓米軍の駐留経費は年間約２兆ウォン（約１８３５億円）で韓国は在韓米軍駐留経費負担（思いやり予算）は約９５００億ウォンを負担しているという。日本では思いやり予算は１９７８年から始まり２０１１〜１５年度は年平均１８６６億円を支出、１６〜２０年度分は１８９３億円で決着したという。
　トランプ氏が大統領になって米国が在日在韓米軍の駐留経費の全額負担を要求すれば日本韓国両国で在日在韓米軍不要論が起こる可能性がある。米軍基地がない時代が到来するのか、その時米国のアジア戦略はどのように変化するのだろう。
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