monologue
夜明けに向けて
 





昨日のBS日テレ「よい国のニュース」で60歳以上の高齢者たちが、蓄積した技術を活用して原発事故処理に志願する「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」を採り上げていた。

なぜか日本のメインのニュースではあまり話題にされないがフランス、イギリス、米国などでは大きく報道されている。
悠々自適の最晩年を社会に奉仕することを是とする人々たちだ。
戦争時代の挺身隊というほどの大げさなものではなく、被爆しても細胞分裂の活発な若者より影響が少ないし技術者としての深く長い経験により現場で的確に作業が行えるという合理的なプロジェクトであるという。
それにしても日本を支えてきた技術者たちは年老いても今もサムライであるらしい。
fumio



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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 」 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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6月3日(金)~6月10日(金)
ヒット数:942件中 
  順位 

第1位(1)<1>水面に書いた物語
第2位(3)<7>あやかしのまち
第3位(2)<3>ごめんなさい
第4位(5)<6>女優(スター)
第5位(8)<8>ときめきFALL IN LOVE
第6位(6)<2>軽々しく愛を口にしないで
第7位(11)<10>ラスト・ランデヴー
第8位(4)<4>はるかなるメロディ
第9位(7)<9>マイ・スィート・ライフ
第10位(9)<5>オーロラの町から
第11位(13)<18>わかりあえる日まで
第12位(15)<13>素顔のマスカレード
第13位(10)<12>Sentimentallady”M”
第14位(17)<11>恋すれば魔女
第15位(18)<15>まことのひかり
第16位(19)<17>Stay with me
第17位(14)<14>プロセス
第18位(16)<16>しあわせになれる
第19位(12)<19>それってⅨじゃない
第20位(20)<20>NEVER GIVE UP!

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今週も 水面に書いた物語 が首位。
このまま半年間のほとんどを首位に居座り続けるのだろうか。ご愛聴感謝。
fumio

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 約30年前、1979年3月28日に米国ペンシルバニア州スリーマイル島で起きた原発事故のあと、反原発、反核(NO NUKES)運動が一気に燃え盛った。
その2年前の1977年に、「ダンス・ウィズ・ミー」のヒットで有名なオーリアンズのジョン・ホールがグラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、ボニー・レイトらと共に結成しいていた 「MUSE (Musicians United for Safe Energy) = 安全なエネルギーを求めてつながったミュージシャンたち」が呼びかけてブルース・スプリングスティーン、ジェイムズ・テイラー、カーリー・サイモン、クロスビー,スティルス&ナッシュ、ドゥービー・ブラザーズ、ポール・サイモンらが出演して1997年 9月19日から23日まで5日間、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで反核コンサートを開いた。今回の福島第一原発事故のあと国によっては反原発、脱原発運動が盛り上がっているが世界一の原発大国である米国はまだ原発推進政策のままで反原発の声はあまり聞こえない。あの時代「NO NUKES」と歌い声をあげた若者たちはどこへ行ったのだろう。年取ってふたたび「NO NUKES」と叫ぶエネルギーを失ってしまったのだろうか。しかし30年前には実現できなかったけれど今こそ「NO NUKES」を実現するその時なのだ。
fumio


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今朝の海外ニュースの目玉はチュニジアのジャスミン革命とエジプトの民主化革命が波及して市民によるデモやストライキによる混乱状態が続くシリア情勢だった。
シリア軍が出動して戦車などで鎮圧しようと市民を殺傷する行為が国連や世界の非難を浴びている。強硬なシリア政府も結局は民衆に抗しきれないだろう。
今回の民衆革命の波は日本を襲った大津波のようにアラブ・アフリカを襲い一通り破壊したあと新たな時代を構築することになるのだろう。
fumio


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 南米ボリビアの先住民アイマラ族、エボ・モラレス大統領はコチャバンバ県チャパラのコカの栽培農家出身だったので欧米諸国はかれの大統領就任当時、コカイン製造を奨励する大統領として非難していたがかれは新政府もコカインの精製、密輸は取り締まり、高地での労働に耐えるためにコカの葉を噛む習慣がある先住民の伝統的な生活必需品としてのコカの栽培促進を掲げていたのである。

わたしは息子とスカイプで話した時、息子が南米ペルーの空中都市マチュピチュまで登る途中、高山病にかかって苦しくて動けなくなってコカの葉を噛んでみたのだが改善されないので勧められて茶のように湯をかけて飲むとうそのように治ってマチュピチュまで登れたという体験談を聞いた。
やはりコカの葉は先住民には生活必需品なのだ。それを欧米諸国が精製してコケインにしたらしい。コカの葉自身が悪いわけではなく結局はそれを利用する側の問題なのである。
fumio


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このところの海外ニュースで目についたのは親子二代にわたる日系大統領の誕生が期待されたペルー大統領選挙でオジャンタ・モイセス・ウマラ・タッソ(Ollanta Moisés Humala Tasso、1962年6月26日 -48歳 )が元大統領アルベルト・フジモリ氏の長女ケイコ・フジモリを破って大統領に当選したことだった。
ウマラ氏は欧米の横暴を許さない盟友ベネズエラのチャベス大統領、欧米の搾取を許さないボリビアのエボ・モラレス大統領と並んで南米を新時代に導くリーダーとなりそうだ。
ケイコ:フジモリ氏は今回はおしかったがしばらく勉強して大統領にふさわしい知識と経験を積んで40代になれば大統領当選の可能性が高くなりそうだ。
fumio

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週末の海外ニュースで大きいものは、サレハ大統領が辞任を拒み続けて混迷が続くイエメンの首都サヌアで、3日に大統領宮殿がロケット弾攻撃を受け、サレハ大統領が頭部に軽いけがをし、けがの治療のため、隣国サウジアラビアの首都リヤドの病院に治療のために運ばれたことだった。
治療のためとはいえ大統領が出国したことで、大統領の事実上の辞任として民衆が歓喜に沸いているという。
ジャスミン革命(アラブ、アラビアの民衆革命)のプロジェクトは着々と進んでいるようだ。
fumio

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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 」 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
**********************
5月27日(金)~6月3日(金)
ヒット数:893件中 
  順位 

第1位(1)<1>水面に書いた物語
第2位(3)<4>ごめんなさい
第3位(7)<2>あやかしのまち
第4位(4)<5>はるかなるメロディ
第5位(6)<7>女優(スター)
第6位(2)<3>軽々しく愛を口にしないで
第7位(9)<12>マイ・スィート・ライフ
第8位(8)<8>ときめきFALL IN LOVE
第9位(5)<6>オーロラの町から
第10位(12)<12>Sentimentallady”M”
第11位(10)<10>ラスト・ランデヴー
第12位(19)<19>それってⅨじゃない
第13位(18)<18>わかりあえる日まで
第14位(14)<14>プロセス
第15位(13)<13>素顔のマスカレード
第16位(16)<16>しあわせになれる
第17位(11)<11>恋すれば魔女
第18位(15)<15>まことのひかり
第19位(17)<17>Stay with me
第20位(20)<20>NEVER GIVE UP!

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なんということかもう6月というのに今週も 水面に書いた物語
ひたすら首位をつづけている。ご愛聴感謝。
fumio

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このところのヨーロッパのニュースはドイツで起きた大腸菌による食中毒が大きく扱われている。
わたしはそのニュースに接するたびにARIONの「 吾が名を呼ばわる者達へ」というメッセージの中の
「流行病(ハヤリヤマイ)に倒るる者の涙を見た。」という一行を思い出す。

 メソポタミアにエンキという重要な神がいる。レリーフに見られるかれの印は三日月や蛇である。
ギリシャ神話ではポセイドンに当たり、日本神話ではスサノオである。
出雲の印が三日月で子の大物主が蛇の精であることもうなづける。

>>   流行病(ハヤリヤマイ)に倒るる者の涙を見た。
『倒るる者』ということばを
なぜARIONは『倒れる者』と現代用語で書かないのか。
そのわけは『るる』を使わなければ示唆できないことがあるから。
シュメール語ル(LU)は召使いや男性の意味であるが
人類という意味のルルは原始的なの意味でもある。
原始的人類の創造についてのシュメールの神話を要約すると

「 始め、天にイギギ(Igigi)という神々がいた。
日本の天孫降臨神話ではニニギと呼ばれる。
地上での河堀りの仕事を請け負って地に50派遣して
アヌンナキ(Anunnaki)
(天(An)から地(Ki)に赴いた50)という名で
河を掘る労務に就いていたが司令官エンリルに対し反乱を起した。
エンリルは父アヌに報告したが、アヌは反乱者の側に同情し、
アヌンナキの代わりに労務につく労役用人間を造ることにした。
その人類創造を担当したエンキによるDNAの塩基配列の設計図通りに
ウェー・イラの肉と血と粘土をエントゥが練り、
ベーレト・イリーが取りあげて原始人間が誕生した。
そのうちに人間が増えてやりたい放題になったので、
短気な支配者エンリルをはじめとする神々は
会議を開いて大洪水で人間を滅ぼすことにした。

 しかし、エンキには自分が作り出した人間を滅ぼせるはずがない。
かれにとって人類はいくら放蕩息子娘でもかわいい子どもたちなのである。
絶滅に気乗りしないかれは神々の会議で大洪水到来の秘密の厳守を宣誓させられるが
側近の賢者アトラ・ハシスに葦の簾の向こうで独り言をいう形で知恵を与え、
命を守る船を作らせ助けた」という。エンキとは日本では高天原系の神々すなわち円鬼であり鬼等(ONIRA)なのである。
fumio

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今朝の国際ニュースでイタリアで今月6月12・13の両日、原発再開の是非を問う国民投票が予定通り行われることが報じられた。
イタリア最高裁判所が昨日1日、国民投票実施の判断を下したという。
イタリアは1986年のチェルノブイリ原発事故後、国民投票で原発廃止を決定して90年までに全廃し、新規建設も停止していたのだが、電力不足などからベルルスコーニ政権は原発再開を計画して原発廃止の声が高い今月の国民投票をいったん延期し、数年後の計画復活を狙っていたが結局国民投票が実施されることになった。
日本も一年ごとに倒れるあやふやな政権まかせにしないで国民投票により原発の存続廃止を決定すれば国民ひとりひとりが自らの責任としてこの問題を考えることができるのだろう。
fumio

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このところ、国際ニュースでは、福島原発事故後の国民の反対デモを受けてドイツの連立与党が2022年までに同国内の原子力発電所をすべて停止することで合意し、環境相によると、古くなった7基の原発とクリュンメル原発は再稼働を見送り、現在稼働中の原子炉のうち6基は遅くても21年までに停止。最新型の原発も22年までに停止する計画。原発廃止によって不足する電力をまかなうため、政府は再生可能エネルギーへの転換に着手し、エネルギー研究のための予算を増額するとの発表したことが大きく採り上げられている。 
 イタリアはチェルノブイリ原発事故を受けて1987年に国民投票で原発廃止を決定していたのだが、この6月に原発再開の是非を問う国民投票が実施される予定になっていたのが福島第1原発の事故を受けて反対世論が高まり4月19日に、同国の原発再開に関する議論を無期限で凍結することを上院に伝えた。

こうしてみてみると今回のエネルギー転換大戦は日本、ドイツ、イタリアの脱原発三国同盟対米英仏など原発推進連合国の第三次世界大戦の様相を帯びてきたようだ。
歴史は繰り返し揺らぎながら進むようだ。
fumio


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