sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

失望の臨時国会終わる   布野ダッシュ村尾道分村発

2009-12-05 14:48:17 | 時評
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 昨日4日、鳩山内閣で始めてというより、民主党を中心とした連立政権発足して初の第173回臨時国会が終了した、新政権初の国会とあって私以外にも多くの方が国会での論戦を期待されていたと思う、しかし蓋を開けてみれば期待は失望に変わったと言うのが実感では。

 開会当初こそ鳩山首相の所信表明演説をめぐり、自民党との対峙が多少あり「あんたにいわれたくない・・・」等、少しは喧々諤々やるのかと期待したものですが所詮はそこまで、野党自民党も詰めなれれば、鳩山政権も強硬採決を連発し逃げの国会運営。

 つい4ヶ月ほど前まで「強行採決は数の横暴、議会制民主主義を踏みにじる暴挙」・・・と言っていた民主党ですが、やるんですねー与党ななると、しかし私達多くの国民はそうでない国会運営、正々堂々とした議論・少数意見も聞いたうえでの政治運営を望んで、あなた方民主党に託したのですよ。

 これでは結局、どこがやっても・誰がやっても同じ・・・と期待を失望に変えるだけ、せっかく先般の総選挙で民意は自民党以外の政権誕生に賭け、日頃政治に関心を持たない層も含め政治というものに注目したのに、また裏切って逆戻りしたいのですか?

 言えばきりが無いのですが、折りしも国会が終わろうとしてる時、連立相手の社民党福島党首から「普天間移設 名護なら重大な決意」と、連立離脱をちらつかされ年内決着を断念。

 更には昨日は、もう一つの連立相手の国民新党亀井大臣から、追加経済対策24兆円を25兆円にしないと閣議で了承しない・・・で結論先送り、亀井大臣についてはこれよりほかにも中小企業金融円滑化法・日本郵政株式売却凍結法等をめぐり、国民新党・亀井大臣一人で行っているかの言動。(広島6区の村長としては一票を投じたのに・・・)

 夫々連立の中で存在感を出したい気持ちがわからないではないが、これでは内閣不一致・横とおしされていないと思われても仕方ない、せっかく作った連立政権自ら崩そうとしているように感じるが。

 最後にもう一つ鳩山首相の金問題、母上殿から9億円とか・・・言われてますが、これは1日も早く事実経過を説明したら、実は資金は全部母上殿でした・・・と、企業から貰っていたわけでないし国民は鳩山家がお金持ちということは知ってますから、何を躊躇しているのですかさっさっと贈与税も払ってすっきりしたら。

 早く真実を説明すると国民は寛容です、まぁうらやましいとは思いますが。

 希望から失望側に針が傾いたまま終わった臨時国会、次期通常国会に期待したいところ。

 追、国会ではありませんが「事業仕分け」これは良かったですねー新政権唯一のヒットか。