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今日は久しぶりにホントゆっくり、それでも午前中に延び延びになり薬切れとなったままの医者へ、まぁ血圧の薬ですから夏の間は比較的順調なんで・・・
そしてお昼からレンタルしている「沈まぬ太陽」のDVDを見ることに、この作品については春から蕎麦会の仲間から「見たらいいよー感動するよ」と勧められていたのですが、映画館での上映中は鑑賞出来ず、今回のDVDとなったわけ。
あまりレンタルDVDに慣れてないので、発見が二つその一つは○○近日レンタル開始のCMが随分とあること、もう一つ途中で10分の休憩があること、これは沈まぬ太陽が約3時間半くらいの長編ゆえかもしれませんが。
まぁ、そんなことはさておき、推奨どおり見ごたえのある映画でした、原作は山崎豊子さんの随分前の小説ですが、渡辺兼さん演じるところの恩地が見所なのですが、私の直感ではドラマが壮大過ぎて、レポート風に端折っている感じ。
欲を言えば、恩地の心の葛藤とかジレンマとかをもっと描いてほしかった、ストリーが日本航空のある種実話に基くものと聞いているし、労働組合を指導し左遷され、一時返り咲くがまた遠くナイロビへといった流れですから。
その間、ナショナルフラッグとして政府に大いに干渉され、政治に振り回され、経営陣は腐敗し・・・・何か過去のことなのですが、日本航空が再建されつつある現在の姿と重なってしまいます。
特に同時代に労働組合で活動していた村長としては人ごとに思えないわけ、ホントあのころよくありました、過激?組合の指導者を解雇とか左遷とか、そして通常やるのが第二組合の設立。
小さな町の小さな組合が出来ても、やることはパターンどうり、そして必ず経営コンサルタントと称する労務屋が入っています、またそれに対して組合側の専従オルグが入るのですが・・・
まぁ、そーゆー時代背景と慢性的な国だよりの放漫経営がなせる技だったのでしょうが、残念ながら経営体質と甘えは未だに変わっていないようです。
映画は別にして、生まれ変われ日本航空といいたい。