sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

東電株主総会  布野ダッシュ村尾道分村発

2011-06-28 18:48:41 | 時評
 広島ブログ
 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ 

 何と、今日東電の株主総会だったのですねー、昨日東電株価をウオッチィングし本ブログで触れたばかりなのに、よく分かっていれば論点が少し変わったのですが。

 まぁ、そんなことはいいのですが、今朝3週間遅れで血圧の薬頂くため医者に行き待っていると、待合室のテレビから「東電の株主総会に続々と株主が集まっている」とのこと、えー今日か。

 気になるので早速医者から帰って昼・夕方とニュースを見ると、参加株主は9302人で昨年の3倍とかで注目の高さを物語っている、ニュースで見る限りでは原発の自己責任、賠償問題、企業年金、歴代役員への事故責任等々が6時間もあったようだ。

 凄いことだと思う、いつの時期からか「ものを言う株主」が登場といわれ、ロング株主総会はよくあることになった、しかし株主が会社に対し自分達の思いを率直にぶっつけ会社の考え方を聞く。

 しかし残念ながら最後は会社の多数派工作?により否決、安定株主を組織しているのだから当たり前、東電も当然「原発から撤退」という動議は否決して、会社提案の役員改選等の議案を可決している。

 だが凄いことです、電力会社の株主が自分の損得は置いて、会社に対し原発の事故責任を問い、役員報酬の減額を求め、企業年金の減額を提起する、このイズムは株主総会で否決は出来ても、いずれ世論によって何点か実現するでしょう。

 株主も企業同士の持ち合い株主がいることも、反原発をモットーとする特定株主がいることも事実、しかし普通の多くの個人投資家が原発に対しては信用できない・不安と感じ、東電の役員いや会社の体質そのものに疑問を感じている。

 その、率直な意見を今日東電は否決した、委任状が沢山あるから・・・・として。
 
 どこかの総理と同様、新任されたとして東電の論理を振りかざすのは止めてほしい。

 東電会長どの。