風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

「ヤドリギ」を見てきました

2019年03月17日 | 好きな木、好きな場所
ホームセンターに買い物に行った帰り、いつもは混まないような場所がなぜか渋滞していて
裏道から帰ろうと、交差点を曲がりました。
細い道路へ入って、橋の手前まできたときに、あ!そうだ「ヤドリギ」を見に行こう!って
急に思い浮かんで、行ってきました^^
いつもこんなふうに行き当たりばったりの、思いつきばかりです(笑)

前に来たのはいつだったけ?久しぶりに来たけど
宿主のエノキも、くっ付いてるヤドリギも巨大なので、成長加減がわかりません^^


この木を初めて見た時「阿吽像」みたいだ!と思いました。
木のすぐ下に立って見上げると、幹が筋肉隆々の力強い腕みたいです。


2本の木かな?それとも、枝分かれした1本の木なのかな。


他の木のヤドリギも、高い場所にあるので、一番近いところのでも手が届きません。


小さいのをいっぱい付けている、賑やかな木もあるし・・・


隣りに生えてるのに、ひとつも付いていない木もあります。

寄生されるのは、木にとっては迷惑なんですが
「ひつくらいは欲しいなぁ」と、ちょっと羨ましそうな感じがして可笑しかったです。

望遠で撮って見てみたら、実がなっていました。


ヤドリギは、メスとオスが別々の「雌雄異株」です。
川原の砂の上に、花粉を付けたオバナが落ちていました。

メバナは、直径2ミリしかないそうで、木の下から見ても、どこにあるのか分りませんでした。

ヤドリギは他の木に根を張って、そこから養分を貰って生きる「寄生植物」です。
自分でも光合成をして、少しは養分を作っているので、半寄生なのだそうですが・・・
自分のおこずかいだけはアルバイトで稼いで、親元で暮らす子どもみたいな感じかな(^^ゞ
落ちていた実を、割ってみました。


果実自体は水っぽくて、サラサラしています。

粘着力があるのは、生タマゴの「カラザ」みたいな、種の周囲にある白い繊維状のものでした。
引っ張ったら、めちゃめちゃ伸びました。

この白い繊維状のものは、フンをした鳥のおしりから糸を引いて離れません。
鳥は種を離すため、おしりを木にこすり付けます。
そうして枝に付いた種は、ネバネバで木にガッチリと固定され、ゆっくりと根を食い込ませて寄生します。

検索して調べてみたら、この白い筋は「viscin」と呼ばれる組織だそうです。
このviscin組織は、元の長さに対して、2億倍~2.6億倍 も伸びるという特徴があるそうです。
小さな甘い果実の中に、こんな秘密兵器を持っているなんて・・・
本当に植物ってすごいなぁと思いました。

木の芽がふくらんできて、遠目に梢が煙ったように見えます。


お月さま、だんだんふくらんで来てますね^m^
若芽が吹いて、葉が茂ってくると、ヤドリギはまた秋まで、葉の中に姿を隠します。


もしかして、道路が渋滞していたのは、ヤドリギが呼んでくれたのかな、なーんて思いながら(笑)
川の流れをしばらく眺めて、うちに帰ってきました。


春ですね~

2019年03月17日 | 散歩
天気予報のとおり、お昼前から雨が降ってきました。
朝は晴れていたので、今朝もお散歩(あてのない旅)に行ってきました。
今日の散歩は「花ざんまい」でした(^^♪

桜並木は、もうちょっと先ですが(笑)
今月末には、ここも景色がガラリと変わるでしょう^^


小さな苗木が1本だけ植えられていました。


河津桜かな?誰が植えたんだろう?

もしも、アナタも何でも植えていいよって言われたら・・・想像するだけで楽しくなってきます^m^

白菜の花。迫力があります(^^)


お寺に寄ってみました。ビワの果実が膨らんでいます。


お参りをして振り返ったら、木の間から日の出が見えました。


境内の桜の木の根っこ?に、もうすぐ咲きそうなつぼみがありました。


咲いたら可愛いだろうなぁ(#^.^#)


境内の奥に「謎の穴」を発見!もちろん行ってみます(笑)


竹林の中に道がありました。


竹林の中に入ると、風で竹と竹が打ち合う大きな音がしてビックリします。
天井もいい感じ。


今日は仕事なので、ゆっくり探検していられなくて引き返してきました。
境内に戻ってきたら「チョビヒゲ」の猫がいました。

つい、先日もチョビヒゲの猫を見たよね(笑)
猫は、ゆっくりとお寺の縁側に登っていって、日向ぼっこを始めました。

切り株の年輪がきれいだったので。


杉の木みたいです。


何かの神話に出てくる人かな?


お寺の隣の小さな公園の桜は満開でした。


さくらんぼみたいな大きな実を、この木から取った覚えがあるんだけど・・・
河津桜の実だったようです。


桜ってやっぱり、他の花にはない、なにか心に訴えるものがあるような気がします。


「サンシュユ」も満開でした。


その下には「ボケ」の花が。
何度も来ているのに、ここに生えてるの、気付かなかったです。

実がなるかな^m^楽しみ。

「シキミ」の花。
シキミの実は、植物で唯一「毒物及び劇物取締法」で、劇物に指定されているそうです。

花も、葉っぱも茎も、根も、みんな毒です。凄いなぁ・・・

フキの花も咲いていました。

「ふきのとう」にも、根の分部には毒があります。
根以外でも、食べると強いアレルギー反応を起こすことがあるそうです。

お寺から、今度は神社へ行こうと思って歩いていると、また猫に会いました。


あれ?さっきの子が瞬間移動した?(笑)
鼻の下のヒゲ(じゃないけど)の形が違うかな。

比べてみて、どうかな?チョビヒゲ猫、3連発です!

神社のヤナギにも花が咲いていました。

「柳に風」。柳先生と呼んでいる、好きな木のひとつです(笑)

いい匂い(#^.^#)


初めて会うワンコさんがいました。
まだ子どもみたいで、撫でたら手袋の上から手をベロベロ舐められました(^^)


小さな田んぼの畔は、細くて不安定で、子どもの頃、バランスを取ながら歩いたのを思い出します。


ミズナ畑も花盛りでした。


遅くなってしまったので、近道して帰ります。


霜が解けてきて、靴がびしょ濡れです(^^ゞ


つくし!!
ちょっとここは歩けないので、迂回して・・・


うちに着いたら、もう時間がギリギリでした(笑)
今日も一日、いい日になりますよ(^^)