ホームセンターに買い物に行った帰り、いつもは混まないような場所がなぜか渋滞していて
裏道から帰ろうと、交差点を曲がりました。
細い道路へ入って、橋の手前まできたときに、あ!そうだ「ヤドリギ」を見に行こう!って
急に思い浮かんで、行ってきました^^
いつもこんなふうに行き当たりばったりの、思いつきばかりです(笑)
前に来たのはいつだったけ?久しぶりに来たけど
宿主のエノキも、くっ付いてるヤドリギも巨大なので、成長加減がわかりません^^
この木を初めて見た時「阿吽像」みたいだ!と思いました。
木のすぐ下に立って見上げると、幹が筋肉隆々の力強い腕みたいです。
2本の木かな?それとも、枝分かれした1本の木なのかな。
他の木のヤドリギも、高い場所にあるので、一番近いところのでも手が届きません。
小さいのをいっぱい付けている、賑やかな木もあるし・・・
隣りに生えてるのに、ひとつも付いていない木もあります。
寄生されるのは、木にとっては迷惑なんですが
「ひつくらいは欲しいなぁ」と、ちょっと羨ましそうな感じがして可笑しかったです。
望遠で撮って見てみたら、実がなっていました。
ヤドリギは、メスとオスが別々の「雌雄異株」です。
川原の砂の上に、花粉を付けたオバナが落ちていました。
メバナは、直径2ミリしかないそうで、木の下から見ても、どこにあるのか分りませんでした。
ヤドリギは他の木に根を張って、そこから養分を貰って生きる「寄生植物」です。
自分でも光合成をして、少しは養分を作っているので、半寄生なのだそうですが・・・
自分のおこずかいだけはアルバイトで稼いで、親元で暮らす子どもみたいな感じかな(^^ゞ
落ちていた実を、割ってみました。
果実自体は水っぽくて、サラサラしています。
粘着力があるのは、生タマゴの「カラザ」みたいな、種の周囲にある白い繊維状のものでした。
引っ張ったら、めちゃめちゃ伸びました。
この白い繊維状のものは、フンをした鳥のおしりから糸を引いて離れません。
鳥は種を離すため、おしりを木にこすり付けます。
そうして枝に付いた種は、ネバネバで木にガッチリと固定され、ゆっくりと根を食い込ませて寄生します。
検索して調べてみたら、この白い筋は「viscin」と呼ばれる組織だそうです。
このviscin組織は、元の長さに対して、2億倍~2.6億倍 も伸びるという特徴があるそうです。
小さな甘い果実の中に、こんな秘密兵器を持っているなんて・・・
本当に植物ってすごいなぁと思いました。
木の芽がふくらんできて、遠目に梢が煙ったように見えます。
お月さま、だんだんふくらんで来てますね^m^
若芽が吹いて、葉が茂ってくると、ヤドリギはまた秋まで、葉の中に姿を隠します。
もしかして、道路が渋滞していたのは、ヤドリギが呼んでくれたのかな、なーんて思いながら(笑)
川の流れをしばらく眺めて、うちに帰ってきました。
裏道から帰ろうと、交差点を曲がりました。
細い道路へ入って、橋の手前まできたときに、あ!そうだ「ヤドリギ」を見に行こう!って
急に思い浮かんで、行ってきました^^
いつもこんなふうに行き当たりばったりの、思いつきばかりです(笑)
前に来たのはいつだったけ?久しぶりに来たけど
宿主のエノキも、くっ付いてるヤドリギも巨大なので、成長加減がわかりません^^
この木を初めて見た時「阿吽像」みたいだ!と思いました。
木のすぐ下に立って見上げると、幹が筋肉隆々の力強い腕みたいです。
2本の木かな?それとも、枝分かれした1本の木なのかな。
他の木のヤドリギも、高い場所にあるので、一番近いところのでも手が届きません。
小さいのをいっぱい付けている、賑やかな木もあるし・・・
隣りに生えてるのに、ひとつも付いていない木もあります。
寄生されるのは、木にとっては迷惑なんですが
「ひつくらいは欲しいなぁ」と、ちょっと羨ましそうな感じがして可笑しかったです。
望遠で撮って見てみたら、実がなっていました。
ヤドリギは、メスとオスが別々の「雌雄異株」です。
川原の砂の上に、花粉を付けたオバナが落ちていました。
メバナは、直径2ミリしかないそうで、木の下から見ても、どこにあるのか分りませんでした。
ヤドリギは他の木に根を張って、そこから養分を貰って生きる「寄生植物」です。
自分でも光合成をして、少しは養分を作っているので、半寄生なのだそうですが・・・
自分のおこずかいだけはアルバイトで稼いで、親元で暮らす子どもみたいな感じかな(^^ゞ
落ちていた実を、割ってみました。
果実自体は水っぽくて、サラサラしています。
粘着力があるのは、生タマゴの「カラザ」みたいな、種の周囲にある白い繊維状のものでした。
引っ張ったら、めちゃめちゃ伸びました。
この白い繊維状のものは、フンをした鳥のおしりから糸を引いて離れません。
鳥は種を離すため、おしりを木にこすり付けます。
そうして枝に付いた種は、ネバネバで木にガッチリと固定され、ゆっくりと根を食い込ませて寄生します。
検索して調べてみたら、この白い筋は「viscin」と呼ばれる組織だそうです。
このviscin組織は、元の長さに対して、2億倍~2.6億倍 も伸びるという特徴があるそうです。
小さな甘い果実の中に、こんな秘密兵器を持っているなんて・・・
本当に植物ってすごいなぁと思いました。
木の芽がふくらんできて、遠目に梢が煙ったように見えます。
お月さま、だんだんふくらんで来てますね^m^
若芽が吹いて、葉が茂ってくると、ヤドリギはまた秋まで、葉の中に姿を隠します。
もしかして、道路が渋滞していたのは、ヤドリギが呼んでくれたのかな、なーんて思いながら(笑)
川の流れをしばらく眺めて、うちに帰ってきました。