朝、庭で水まきをしていると
「ブンっ」と大きな羽音が私の横を通り過ぎました。
とっさに除けて、目で追うと小さいハチでした。
結構なスピードで直線に飛んでいきます。
そして、迷いもなくポリポットの上に着地しました。
花も咲いていない鉢にハチが何の用だろう?
部屋にカメラを取りに行って戻ると
ハチはまだそこにいました。
何してるの?
なんとか姿が写っていたのがこちらです。
ハチが飛び去ったあと、ポットの端をつまんで見てみると
ハチがいた場所の地表が少しくぼんでいます。
これは、もしかしたら・・・
ハキリバチが巣をつくり始めたのかも?
実は、去年の6月にベランダでポリポットに作られたハキリバチの巣を発見して
それを観察したことがあったので、ピンッときました(#^.^#)
これは楽しみです!
*
2日後、またまた水まきのとき、ハキリバチがやってきました。
私が近くにいたせいか、巣作りの現場には直行せず
水をまいたばかりのクチナシの葉に止まりました。
チャンス到来!
カメラはちゃんと持って庭へ出ていたので
静止している姿を写真に撮れました。
日本にいるハキリバチの仲間は多くて、種類は特定できませんが
大アゴは葉を切り取るためにギザギザで、体格に対して大きいと感じました。
地中に巣作りする場合は、まず細長いトンネルを掘るところから始まります。
写真中央、木片の横の苔が生えている下に穴があります。
そっと息をひそめて見ていると
ポリポットの縁に沿って、斜め下向きに掘り進んでいき
土のかたまりをアゴに挟んで穴から出てきます。
アリの巣のように、周りが山にならないのは、掘った土を何処かへ捨てているのかも。
このポットは、植物の根が張っていて水はけが悪く、粘土のようになっているので
トンネルを掘るには適しているようです。
産卵や営巣の場所は、子どもの命に係わることなので
色々な場所を調べて、本能でここだ!と決めているのでしょうね。
数日後に、巣の近くで切り取られた葉を見つけました。
**
穴掘りを見つけてから10日後、ハチが緑色のものを持って
ブンッと飛んできて、穴に入っていきました。
そのスピードが早すぎて、写真に撮れなかったけど
立ち去った後にポットを確認すると、中に何か入っています。
お留守のうちに、ちょっと拝見。
ポットを地面に下して苔の部分をめくってみたら・・・
器用に巻かれた葉が、トンネルの穴にスッポリとはまっていました。
予想通りとはいえ、とても感動しました(#^.^#)
基礎工事が終わって、内装にとりかかったようです。
「ハキリバチの巣」と言いますが、実際はオトシブミの揺籃に一番似ています。
葉を丸めて作った円筒形の部屋に、花粉と蜜を唾液で練ったえさを置き
その上にひと粒だけ卵を産んだ後、丸い葉を切ってきて部屋にフタをします。
それからまた、同じように部屋をつくり、産卵して閉じていく動作を繰り返します。
この日見た葉はサイズが長いので、各部屋の外側を覆う外壁みたいなものだと思いました。
こんなにもドキドキするプレゼントに感謝しながら
毎日観察していきたいと思います!
嬉しいな、虫の神様ありがとう(#^.^#)
「ブンっ」と大きな羽音が私の横を通り過ぎました。
とっさに除けて、目で追うと小さいハチでした。
結構なスピードで直線に飛んでいきます。
そして、迷いもなくポリポットの上に着地しました。
花も咲いていない鉢にハチが何の用だろう?
部屋にカメラを取りに行って戻ると
ハチはまだそこにいました。
何してるの?
なんとか姿が写っていたのがこちらです。
ハチが飛び去ったあと、ポットの端をつまんで見てみると
ハチがいた場所の地表が少しくぼんでいます。
これは、もしかしたら・・・
ハキリバチが巣をつくり始めたのかも?
実は、去年の6月にベランダでポリポットに作られたハキリバチの巣を発見して
それを観察したことがあったので、ピンッときました(#^.^#)
これは楽しみです!
*
2日後、またまた水まきのとき、ハキリバチがやってきました。
私が近くにいたせいか、巣作りの現場には直行せず
水をまいたばかりのクチナシの葉に止まりました。
チャンス到来!
カメラはちゃんと持って庭へ出ていたので
静止している姿を写真に撮れました。
日本にいるハキリバチの仲間は多くて、種類は特定できませんが
大アゴは葉を切り取るためにギザギザで、体格に対して大きいと感じました。
地中に巣作りする場合は、まず細長いトンネルを掘るところから始まります。
写真中央、木片の横の苔が生えている下に穴があります。
そっと息をひそめて見ていると
ポリポットの縁に沿って、斜め下向きに掘り進んでいき
土のかたまりをアゴに挟んで穴から出てきます。
アリの巣のように、周りが山にならないのは、掘った土を何処かへ捨てているのかも。
このポットは、植物の根が張っていて水はけが悪く、粘土のようになっているので
トンネルを掘るには適しているようです。
産卵や営巣の場所は、子どもの命に係わることなので
色々な場所を調べて、本能でここだ!と決めているのでしょうね。
数日後に、巣の近くで切り取られた葉を見つけました。
**
穴掘りを見つけてから10日後、ハチが緑色のものを持って
ブンッと飛んできて、穴に入っていきました。
そのスピードが早すぎて、写真に撮れなかったけど
立ち去った後にポットを確認すると、中に何か入っています。
お留守のうちに、ちょっと拝見。
ポットを地面に下して苔の部分をめくってみたら・・・
器用に巻かれた葉が、トンネルの穴にスッポリとはまっていました。
予想通りとはいえ、とても感動しました(#^.^#)
基礎工事が終わって、内装にとりかかったようです。
「ハキリバチの巣」と言いますが、実際はオトシブミの揺籃に一番似ています。
葉を丸めて作った円筒形の部屋に、花粉と蜜を唾液で練ったえさを置き
その上にひと粒だけ卵を産んだ後、丸い葉を切ってきて部屋にフタをします。
それからまた、同じように部屋をつくり、産卵して閉じていく動作を繰り返します。
この日見た葉はサイズが長いので、各部屋の外側を覆う外壁みたいなものだと思いました。
こんなにもドキドキするプレゼントに感謝しながら
毎日観察していきたいと思います!
嬉しいな、虫の神様ありがとう(#^.^#)
当時は、カメラも何もなく、写実でしたからその場から離れずで・・・
人間への危害を加えるのは、自然の営みを無暗に壊されるから。
虫への愛を感じます。
ちゃんと切って丸めてこの先が楽しみです・。
又の観察ワクワクしながらお待ちしています
常にわくわくドキドキしている職業なのでは?と想像します。
でも、どんな立場の人でも
不思議でどうしても知りたい、探求心気が心に生まれると
夢中になってしまうのかもしれませんね(#^.^#)
カメラには瞬間を逃さない良い点がありますが
植物や昆虫の写実は、きっと発見の連続でしょうね。
平面のものを切り出していって、違う場所で立体を作るなんて
設計図無しでどうやって出来るんだろう?
生まれつき手先が不器用な個体って、いるのかな?なんて
想像したりしますが、アシナガバチやクモ、アリも
みんな素晴らしい職人技を持っていて驚きます。
生き物(植物も)の営みや成長を観察するのは
本当にわくわくします(#^.^#)
庭のヒペリカムに毎年、ハキリバチの仲間が訪れておりましたが、葉を切り抜いたまま遠くに飛び立ち巣を見付けることは叶わずでした😢
いや~それにしても、実に素敵な出会い、プレゼントですね...(^^♪
今後の観察が楽しみですね...
その記録、是非拝見したかったのですが、私この度想わぬブログ上の災難に遭い、我日記、ブログを閉じる決意を致しました。
その挨拶は何れ行いますが、いや~~~私にとっては、虫好きの貴方様との出会いこそが神様からのプレゼントでした。
どうぞこれからも、自然の生物を観察、記録し続けて下さいませ...
これまで色々お教え下さり有難うございました...
実に楽しい出会い空間でした...
お健やかに...
ごきげんよう、さようなら...
いま出先で読んでいます。
取り急ぎ、お願いをします!
ブログは閉めないでお休みにしておいてください。ヤフーの部屋が消滅してしまったとき、ヒメ様の宝物のような記録が読めなくなったことがとても悲しく、残念で仕方ありませんでした。
それから、もう一つのお願いも思い切って言わせてもらいます。
人間界は異世界だと思って、虫の事だけ考えて気力を虫観察だけに使ってください!
どうかお願いします。
ハキリバチが葉を持って飛んでいる写真をヒメ様のブログで見て、それが羨ましくて、いま毎日庭でハチが飛ぶのを目で追っています。家事は適当になっていますが、気力を虫と植物だけに使って暮らしています。
申し訳ございませんが、私が過ごしたここでの歴史全て消すつもりです(機器の扱いが苦手なのでどうなるか自信ありませんけども...)
想えば、この部屋って#生物学に対し少々冷たいですよね...
私は「八方美人」と言われてまで、この部屋で疾走するつもりも気力もございません。
その分、どうか、fuyu様こそこの部屋で#生物学を引っ張って行って下さいませ...
実を言いますとね、私は農学部に進みましたが中学高校時代は体育会系のソフトボール部だったんですよ!(笑)ええ、キャプテンでした...(笑)
今後、どうかこの部屋での観察部を引っ張って行って下さいませ...
陰から応援してますよ(^_-)-☆
最初はなぜこのようなことになっているのか
理由が分からず、ヒメ様のブログ記事に寄せられた
コメントを遡って読ませていただき、経緯を知りました。
これまで書いてこられた詳細な観察記録が消えてしまうの
残念でなりません。
好きなことに情熱を燃やし語るのは
対象が虫であろうと何であろうと、自由だと思います。
落ち着くまでお休みしている、と思って待ってます。
庭にしゃがんで虫を見ている姿を思い浮かべて
いつまでも待っています。
先日の雨で、アルバイト先が浸水してしまいました。
道路に大きな穴が開き、巨大なアスファルトが剥がれ
事務所に行くのに瓦礫のすき間を縫って歩くような状態でした。
昨日、被災した事務所に泥棒が入ったと連絡があり
今日事務所に行って、荒らされた室内を見て呆然としました。
レジは粉々に破壊され、一円玉だけ床にまき散らしていました。
人ってこんなことができるのですね。
すみません、私事を長々と。
すっかり疲弊して帰宅して、himesijimiのブログにおじゃましたら
明日ブログを閉じられるとのことで、胸が痛いです。
himesijimiさんの記事は、私にとって図鑑というか資料というか
虫が大好きな人が庭先でしゃがんで書いた記事なので
目の前に虫がいるような実感があるのです。
うまく言えませんが、消してしまったらいけないものです。
すみません、自分勝手な意見で。
できるだけ読み返そうと思い、いまバックナンバーを見たら
過去記事がもう消されていました。
カテゴリーもゼロになっていて、呆然としています。
コメントができるうちにお伝えしておきたくて書きます。
本当にやめないで欲しいです、消さないで欲しい。
でも、それが難しいなら
虫のことを書いたブログを、いつかまた作ってください。
それをきっと見つけられると思います。
*****
投稿しようとしたら、残念ながら
himesijimiさんのブログは
コメント欄を閉じておられました。
いつかこれを読んでいただけたら幸いです。
今までありがとうございました。