あーーー!
また私の木が切られている('A`)
仕事から帰って、車から降りると
庭の入り口に生えたアカメガシワの新芽が
地面に落ちて萎れているのを見つけました(>_<)
アカメガシワは雌雄異株、オスとメスの木が別の落葉高木で
放っておくと背丈が10mにもなるので
本来なら、庭に生えてはいけない樹木の一種なのかもしれないのですが・・・
去年の夏にこの木がメスだと分かったのです。
どうしても果実を見たくて、冬に低い位置で剪定して、春芽吹きを待ちました。
春の芽吹き。
この木の成長の速さが怖くなりながらも
美しい葉を眺めているうちに・・
あっと言う間に私の背丈を越えてしまいました(^^ゞ
このアカメガシワには昨年、雌花が咲いたのですが
果実が実るまでには至らず
今年こそと、楽しみにしていました。
大切な木を切ったのは、天敵の父だと思って
瞬間的に苦しい思いになりましたが・・・
ん?ちょっと待って。
人が切ったとしては不自然な感じ。
何だろう?枝の間をよく見てみると・・・
小さな虫が枝にしがみ付いていました。
もしかして、アナタが切ったの?
鼻が長いです。
ゾウムシ?それともチョッキリ?
ボケてない写真を撮るのに雨の中、何度もシャッターを押して
どうにか撮れたのが、この写真です(^^ゞ
葉を切り落とすのは、チョッキリの特徴ですが
その葉をよく調べても産卵はされていなくて、謎です。
チョッキリやオトシブミでないなら、この子はゾウムシなの?
それで「アカメガシワ・ゾウムシ」で画像検索してみると
写真に撮った虫さんと同じ姿の
「ホオジロアシナガゾウムシ」が見つかりました\(^o^)/
**
ホオジロアシナガゾウムシ
(頬白脚長象鼻虫)
ゾウムシ科、アナアキゾウムシ亜科
頬が白いと表現されていますが、白いのは頭部でなく胸だそうです。
前脚が特に長くて、枝につかまるのに適した進化です。
この虫は、長い口で木の幹に小さな穴を開けて、そこにひと粒ずつ卵を産みます
***
ハゼやヌルデ、アカメガシワに集まり、それらの若枝を切って産卵する・・
ネットで調べたらそう書いてありました。
さらっと書いてありますが、産卵するのにどうして「若枝を切る」のか
その理由が分かりません。
産卵した場所を覆うように、葉があった方が良いと思うのだけど、あえて切るのはなんでだろう?
枝先を切り落とすことで、産卵した箇所に水分や養分が行き渡るのか?
植物の事に詳しくならなければ、虫のことも理解できないのかもしれないです。
その代わり、ひとつ発見したことがありました(#^.^#)
ホオジロアシナガゾウムシは産卵したあと
その穴を埋めるために木くず詰めると書いてあったのですが
その木クズをどこから調達するのか?
息をひそめてずっと観察していたところ、それが分かったのです。
次の穴を掘ったときに出る木くずを、前の穴に丁寧に詰めていました。
少しずつ、顔を左右に振り
トントンと叩きつけながら、根気よく詰めていました。
産卵のために開ける穴は、3~4か所ですが
最後の穴だけは、木くずを採るためだけの穴で、ぽっかり開いていました。
一番上の穴だけ、空っぽに開いてます。
「細長い口で木の幹に穴を開けるゾウウムシ」
短い動画ですが、木くずを詰める動作が可愛いです(#^.^#)
ゾウムシを見つけてから、今日で3日目。
毎日葉を切り落とし、たくさんの穴を開けて、卵を産み付けています。
大切な木なのに、葉を切り落とされているのを見るたびに
嬉しくて心が躍ります。
全部切ってもいいからね~と。
もし父が切ったのなら、凄い怒りの感情が出てくるのに、と思ったら笑えました。
エコヒイキですね(^m^)
ホホジロアシナガゾウムシは梅雨の頃が産卵期で
その年に羽化した個体が越冬して、翌年に産卵するというサイクルだそうです。
孵化の様子を見てみたいので、引き続き観察を続けます(^-^)ゝ
また私の木が切られている('A`)
仕事から帰って、車から降りると
庭の入り口に生えたアカメガシワの新芽が
地面に落ちて萎れているのを見つけました(>_<)
アカメガシワは雌雄異株、オスとメスの木が別の落葉高木で
放っておくと背丈が10mにもなるので
本来なら、庭に生えてはいけない樹木の一種なのかもしれないのですが・・・
去年の夏にこの木がメスだと分かったのです。
どうしても果実を見たくて、冬に低い位置で剪定して、春芽吹きを待ちました。
春の芽吹き。
この木の成長の速さが怖くなりながらも
美しい葉を眺めているうちに・・
あっと言う間に私の背丈を越えてしまいました(^^ゞ
このアカメガシワには昨年、雌花が咲いたのですが
果実が実るまでには至らず
今年こそと、楽しみにしていました。
大切な木を切ったのは、天敵の父だと思って
瞬間的に苦しい思いになりましたが・・・
ん?ちょっと待って。
人が切ったとしては不自然な感じ。
何だろう?枝の間をよく見てみると・・・
小さな虫が枝にしがみ付いていました。
もしかして、アナタが切ったの?
鼻が長いです。
ゾウムシ?それともチョッキリ?
ボケてない写真を撮るのに雨の中、何度もシャッターを押して
どうにか撮れたのが、この写真です(^^ゞ
葉を切り落とすのは、チョッキリの特徴ですが
その葉をよく調べても産卵はされていなくて、謎です。
チョッキリやオトシブミでないなら、この子はゾウムシなの?
それで「アカメガシワ・ゾウムシ」で画像検索してみると
写真に撮った虫さんと同じ姿の
「ホオジロアシナガゾウムシ」が見つかりました\(^o^)/
**
ホオジロアシナガゾウムシ
(頬白脚長象鼻虫)
ゾウムシ科、アナアキゾウムシ亜科
頬が白いと表現されていますが、白いのは頭部でなく胸だそうです。
前脚が特に長くて、枝につかまるのに適した進化です。
この虫は、長い口で木の幹に小さな穴を開けて、そこにひと粒ずつ卵を産みます
***
ハゼやヌルデ、アカメガシワに集まり、それらの若枝を切って産卵する・・
ネットで調べたらそう書いてありました。
さらっと書いてありますが、産卵するのにどうして「若枝を切る」のか
その理由が分かりません。
産卵した場所を覆うように、葉があった方が良いと思うのだけど、あえて切るのはなんでだろう?
枝先を切り落とすことで、産卵した箇所に水分や養分が行き渡るのか?
植物の事に詳しくならなければ、虫のことも理解できないのかもしれないです。
その代わり、ひとつ発見したことがありました(#^.^#)
ホオジロアシナガゾウムシは産卵したあと
その穴を埋めるために木くず詰めると書いてあったのですが
その木クズをどこから調達するのか?
息をひそめてずっと観察していたところ、それが分かったのです。
次の穴を掘ったときに出る木くずを、前の穴に丁寧に詰めていました。
少しずつ、顔を左右に振り
トントンと叩きつけながら、根気よく詰めていました。
産卵のために開ける穴は、3~4か所ですが
最後の穴だけは、木くずを採るためだけの穴で、ぽっかり開いていました。
一番上の穴だけ、空っぽに開いてます。
「細長い口で木の幹に穴を開けるゾウウムシ」
短い動画ですが、木くずを詰める動作が可愛いです(#^.^#)
ゾウムシを見つけてから、今日で3日目。
毎日葉を切り落とし、たくさんの穴を開けて、卵を産み付けています。
大切な木なのに、葉を切り落とされているのを見るたびに
嬉しくて心が躍ります。
全部切ってもいいからね~と。
もし父が切ったのなら、凄い怒りの感情が出てくるのに、と思ったら笑えました。
エコヒイキですね(^m^)
ホホジロアシナガゾウムシは梅雨の頃が産卵期で
その年に羽化した個体が越冬して、翌年に産卵するというサイクルだそうです。
孵化の様子を見てみたいので、引き続き観察を続けます(^-^)ゝ
アカメガシワの新芽はきれいですよね。
散歩道の川縁にたくさん有ります。
雄花の木が多いですが、雌花の木も有ります。
かなり繁殖力が強そうですね。
ゾウムシの名前は聞いたことが有りますが、初めて見ました。
カブトムシを小さくした様なむしですね。
動画も拝見しました。
新しい木屑を本当に穴に埋めています。
良く観察されていていつも感心してしまいます。
見せて頂きありがとうございます。
素晴らしい!
最近は札幌市内で割りと数見たホオジロアシナガゾウムシ。
こちらではいつもニガキの枝で見られます。
産卵の動画面白かったです😭😭
ホオジロアシナガゾウムシって象さんみたいにお花が長いですね。
その花でトントン木くずで埋めてる姿もけなげです。
どういう風に孵化するのか楽しみにしてます。
その根気強さに驚嘆です。面白い虫がいるもんだ🎵
赤い葉を揚げるのですか?
野原に自生する植物を食べてみるのは
特別な事と思われますが
食べる事ができて、その上美味しい草って
意外とたくさんあるのですね。
「食べられる草を知ってれば大丈夫」
子どもの頃、おやつは草だった(笑)と
母が教えてくれますが・・今のうちに習っておいた方が
良いかもしれませんね。
アカメガシワの新芽はいまもあるので、食べてみます!
春先のほうが柔らかいのかもしれないけど、興味津々です(#^.^#)
アカメガシワは生命力が半端なく強い樹木ですね。
川沿いなどで繁殖している木は、お互いに根っこで繋がっているそうです。
黄色くポンポンと咲く雄花は、とても良い香りで
虫たちのたまり場になっています。
ゾウムシが、あの長い口で穴を開けている現場を見たのは初めてだったので
とっても興奮しました。
肉眼では見えなかった(老眼で(^^ゞ)木屑を詰める様子も
動画で見られたときは「小さい虫の一生懸命」を、思わず応援していました。
うちの木を選んで、切ってくれてありがとう!の気持ちになりました。
一緒に楽しんでくださって、ありがとうございました(#^.^#)
私は初めて見たので、感激でした。
ニガキがどんな木か、ネットで見てみました。
近所にもありそうかな?注意して探してみます。
動画を見てくださって、ありがとうございます。
樹木へ産卵するというと・・
お尻にある、長い産卵管を想像してしまいますが
ゾウムシには、産卵管は必要なかったですね(^m^)
でも、謎はまだ謎のままです。
どうして産卵する枝の先を切り落とすのかな?
明確な理由があるはず!
でも、もしかしたら「何となく」だったりして(笑)
分かったことがあったら、なんでも教えてくださいね(#^.^#)
めったに会わないし、居たとしても見えないかもですね(^^ゞ
名前のとおり、そのまま大きくしたらゾウみたいな虫です。
卵を産み付ける場所が、種類ごとそれぞれ違っていて
このゾウムシは木の幹に穴を開けてでしたが・・・
カッチカチに硬い「ツバキの実」に穴をあけるゾウムシの口はスゴイです♡
「ツバキシギゾウムシ」という名前です。
もしお時間があったら、スゴイ姿を見てみてください。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます(#^.^#)
根気よく何度も行って動画を撮ることができました。
虫は本当に面白いです!
近所でちょっと見かけた虫さんの
生態などを調べてみると・・・うわ~ホントに?なんて
信じられないようなスゴイ能力を持っていることを知り
足もとの世界が、奇跡で埋め尽くされているのを感じます。
コメントをありがとうございました(#^.^#)