寒くって仕方なかったよう~!
気温13℃ぐらいまで上がり
晴れの天気だと言っていたのに
結局殆ど晴れ間は無く
曇ったままのこの日、
いやいやながら(笑)
「行田市鉄剣マラソン」を走ってきました。
いつも言っているのですが、私は寒さに弱く、それだけでテンション思いっきり
下げ下げ状態で早朝に自宅を出発したのです。
いつもならこの大会が開催される時期には桜は満開、いや時には桜吹雪の中を
走るような大会であり、寒くって仕方ないなんて事は今まで経験した事が
無かったかもしれません。
それでも、スタートのちょっと前にちょっとだけ顔を出した太陽は
やはり暖かく、このまま晴れてしまえば相当気温も上がるだろと
半袖をチョイスしてしまった私がバカだったのかもしれませんね。
しかも、この日に限らず相当の時間を要し、しっかりアップをしなければ
まともに走れぬ事を分かっているくせに、なんやかんやと準備に手間取り
殆どアップをすることも無く、更にはトイレを済ませるにも時間がかかり
結局アップに失敗。
全く心肺に気合を入れられぬままのスタートとなったのです。
キロ6分から5分30秒ぐらいが
関の山。
呼吸の苦しさで走れぬなんて
なんとももどかしく。。。
でも、走れないものは走れない。
どんどん先を行くランナーの列を
いつものように眺めているしか無いのです。
悔しくっても、情けなくっても
それが今の実力なんだからと・・・。
しかし、この日はちょっと違いました。
ねぎさん、Rinkoさんとしばらくご一緒していただきました。
特に、ねぎさんとは約4kmほど並走し、ああしよう、こうしようなどと
全く説得力のないマラソン談義などに花を咲かせてしまいました。
そうこうしている間に心肺のほうも程よく“切れ”てきて、呼吸も
安定してきたのです。
熊谷スポーツ文化公園で
モル会長とのお話ランでの
感覚に良く似ており、
話す事で最初は呼吸が
普通以上に苦しく
それでいても、
いつの間にか最初よりずっと楽になってくる。
話す事で、肺や気管がリラックスしてくると言った感じかな。
いつもなら5kmはゆうにかかるその距離も、この日はそんな効果か
4kmを迎えたころにはすっかり良くなっていました。
そんな感触を得て、申し訳なく思いながらねぎさんと別れ、
スピードを上げていったのです。
しかし今までまったりと走っていたので、そう簡単にはスピードも
思ったようには上がりません。
5kmのラップも取り損ねており、全くペースもつかめないまま
6km地点で30分はゆうに過ぎていたと思います。
しかし前を走るランナーと私との間隔が次々と狭まりそして交わして行く。
確かにスピードが上がっている事は間違いないようです。
その先の大まかな1kmのラップはざっと4分20~30秒ぐらいの
感じで走りぬけ10kmを迎えました。
ここまでが49分ぐらい。かっ~、おっそ~い!
単純にこれを2倍すると98分プラス約1kmの時間。
要するに1時間40分を切る事はできないとの結論。
衝撃を受けたこのラップに刺激され、ここからいまだかつて無い
スピードでの追い上げが始まったのです。
4分15秒、4分10秒と次々とヤバイラップを重ねていきます。
さすがにラストの2~3kmは
向かい風もあり
だいぶたれてきたけど
納得の10kmでしたね。
しぶとく古墳公園辺りから
ついてきたおっさんも最期には
息絶えたようで(笑)
消え去ったし、
気持ちよくゴールする事ができました。
1時間36分56秒
タイム的には
ダメダメの
結果でしたが
10km地点過ぎ
からゴールまでの
11kmは過去最高の出来だったんじゃないかと思えました。
そうそう、一緒にスタートし先を行ったハンドルママさんに
10km地点ぐらいだったでしょうか、やっと追いついたのですが、
何気にこの日の目標にもしていたんですよ、実は。
ねぎさんとのお話で、かなりの強敵だけど是非追いつきたいよね、って
話していたんです。ごめんなさいね。
本当はそこで少しお話などもしたかったのですが忙しかったので・・・(笑)。
だけどそれが私のスピードアップにもつながった訳で、
ホント今日はみなさんに感謝でしたよ。
それにしても、後半の走りが前半から続けられれば、夢の90分切りも
しかし、前半が超ゆっくりだったからこそ
後半走れたのは間違いはなく、
それ程は甘くないですよね。
それでもこれからの課題として、
とっても良い経験が
つめたような気がします。
内容的にはこの日の
天気のようにお寒い内容でも、
一筋の光、くもの糸がみえたような気がします。
くもの糸よ、夢がかなうまで何とか切れないでおくれ~(笑)