風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

さくらはもう無いけど久しぶりに良い感じ♪ 「甘楽町さくらマラソン(20kmの部)」を走ってきました。

2013-04-21 18:47:49 | マラソン

2013_04150015 寒い、寒すぎます。

気温、僅か3℃

時折みぞれも混じり

なんとその先は降雪によって

通行止めとの表示。

そんな土砂降りの高速道路。

「今日は走りたくないな」

そう思いながらも、やっぱり会場に向かってしまいます。

「甘楽町さくらマラソン(20kmの部)」

会場に到着すると次々に車が引きかえしてきます。

おかしいな、と思いながらも受付に行くと小学生、中学生の部の中止が告げられており

それによって子供達の乗った車が帰っていくようでした。

もちろん、こんな荒天ですから一般の参加者も帰っていったかもしれません。

ともかく寒く強い雨。

これではさすがの私も走る気にはなれず、受付後棄権を申し出ようと総合案内の

係りの方にどうしたらよいのかを尋ねたところ、凄く哀しそうな顔をして

「スタート時間には止みますから・・・」と言うのです。

その声が何故か私の心に響き、ではスタート時間まで様子を見ようと

一時棄権を思い留めました。

2013_04150051 ともかく寒く、

会場内をうろつくこともできず、

ただ車の中で待機。

すると時間が経つにつれ

あの係りの人がおっしゃった通り

雨が小降りになり始めてきました。

それを待っていたかのように

多くのランナーが外に出てアップを始めています。

それでもやはり寒くって春のレースとはとても思えません。

この時点においてもまだ走ろうという気分にはなれず、傘を差しながら会場をうろうろ。

すると、大会のBGMとして「いきものがかり」の≪風が吹いている≫が流れてきました。

2013_04150018 風が吹いている 

僕はここで生きている

晴れ渡る空に

誰かが叫んだ

ここに明日はある

ここに希望はある~♪

なんだ、なんだ、これは私のテーマソングか?

(いやいや、ロンドンオリンピックでしょう)

もうじっとしていられません。

どうしても「風」と言う言葉に強く反応してしまう私。

もう決めました、私、走る!

急いで身支度を整え小雨の中を軽くアップ。

でも、あのぐちゃぐちゃのトラックを走るのは嫌だなぁ。

きっとレース用のシューズだと直ぐに濡れちゃうし、

それは嫌だから練習用で300gもの重さのあるシューズだけど、それでもいいかな。

それと寒いからロングタイツ。

そして泥がはねるとシミになっちゃうので、よれよれの練習用の長袖Tシャツ。

もう完全に練習仕様スタイルでの出走です。

2013_04150012 スタート5分前。

雨は止んだようです。

あの係りの人、きっと喜んでいるんだろうなぁ。

良かった、良かったね。

と、そんな事をぼーっと

考えていたら頭上に花火。

ほぼ最後尾からのスタートです。

10kmの部との混走、そしてあの仮装以来まったく走っていないことから

ペース感覚がつかめません。

しかし走り自体は決して悪い感じではありません。

スタート後の長い上りも良い感じで走れています。

もう何人抜き去ったのか分からないくらい次から次へと。。。。

しかし、今回の20kmと言う距離をそれなりのスピードで走るのには

ちょっと不安でもありました。

事前の情報ではかなりの坂の連続するコースであることや、ガチでこの距離を走るのは

暫くぶりであることなどその心配の種はつきません。

2013_04150034 その情報の通り、

殆ど平らな場所の無いコースで

ちょっとした峠越えもあり

かなりきつめの設定のコース。

それでも心配だった足は

自分が想像していたよりも

かなり良く動いてくれました。

スタート位置やグランドコンディション、シューズの影響もあり

最初の5kmこそ24分台でしたが、その後の5kmごとのラップは22分台(ギリギリ)で

走りきることができました。

記録   1時間33分06秒

順位     24位

かなりのアップダウンを考えれば今の自分にすれば上出来。

これも低かった気温のおかげなのでしょうが、こうした手ごたえを感じられる走り自体

本当に久しぶりで、かなり上気分でゴールする事ができました。

が、その後悲劇(?)が。

2013_04150029 ゴール後完走証、

参加賞を受け取り・・・・、

が、その参加賞が、重い、重い、重~い!

パスタの詰め合わせ、

こんにゃく製品の詰め合わせ

(ダンボール箱入り)

ふたつをど~んと腕に。

帰宅して重さを量ったら6.15kgもありました。

走り終えたカラダでこの重さの参加賞を抱え駐車場の車まで・・・。

まるで罰ゲームのようでもあり、それが可笑しくって、可笑しくって。

そしてその途中で、ドサッ、ドサッ、って聞こえるんです。

他の完走者の何人もがその重さに耐え切れず落とすんですよ、参加賞を。

2013_04150057 その光景をみていたら

余計に可笑しくって、

「もう来年も参加だな」と、

早くも決めちゃいました。

坂の好きな方、

山間の城下町の景色の好きな方、

走ることよりも参加賞に興味のある方、

そんな方がもしいらっしゃったら来年は重さに耐えうる腕力を鍛え、どうぞご一緒しましょう。

コメント (7)
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