「痛み」
とにかく痛みに襲われていったいどれだけの日々を過ごしただろう。
色々な医師の診察を受け、そのたびに色々な薬を処方され、しかし、それでも結局のところ解放されなかったこの痛み。
もう完全に諦めていた。
こういうからだなんだから仕方ないんだと自分に言い聞かせ…。
しかし、ひょんなことからある人物と出会い、このとんでもなく不調のからだの”体質改善”の道筋を教えてもらった。
その詳しい内容はまあ由として、それからというもの、信じられないくらい調子が良い。
”調子が良い”というのは残念ながら全てにおいてという意味ではないのだが、それでも、この春先までの体調とは「雲泥の差」なのである。
春先まで残っていたアキレス腱、股関、腹部、そして指関節から腰に至るまでその痛みをことごとく感じなくなってしまったのである。
これが「体質改善」の効果であるとしたはっきりした検証はできないのだが、他に何も行っていないのだからそうである、その効果であるとしか言えないのだ。
痛みからの解放。
それをどれだけ望んでいたか。
しかし、その代償として全身の力強さ、そして貧血に今まで以上に苦しめられるようになってしまった。
それはそうである。
何せ、一ヶ月で5kgほど減った体重ではそれも致し方ない。
これからももっと減るかもしれない体重。
もっと失うかもしれない腕力や脚力。
しかし、このからだにさえ慣れてしまえばどっということもないような気もする。
とにかく今は痛みを感じない。
この事実はどう考えても前を向いている。
自分は前を向いて進み始めた、そう思えて仕方ない。
「ふかやらいふランニングクラブ」として再出発するにふさわしいからだではないか。
再出発のスタートラインに着けた、そう、また走れるんだ。
またあの時のように走って走って走りまくれる生活がもうすぐそこに待っている。
久しぶりに明るい話題だ。
とはいうものの、昨日、年に一度のバカ騒ぎレース、「安政遠足侍マラソン」の出走を断念した。
ともかく今は体力もないし貧血による眩暈が酷過ぎる。

ある日の2時間20kmの練習。
当然、安中~軽井沢を想定して坂道、山道を走ってみたのだが2時間を目の前に動きを止めざるを得ない状態に陥った。
そう、たったそれだけの時間で完全なハンガーノック。
ならばハンガーノックを迎えてもそれでも走り続けられる力。
悔しいが今はその力は到底ない。
それにもまして貧血による眩暈も心配である。
下げた頭をふと上げる動作をすると目の前が真っ暗になり、しばらく眼前に星が舞い散る。

この状態が酷くなれば経っていられなくなるだろうし、意識を失うかもしれない。
そんな状態でレースに参加という選択肢は私には選べない。
そこまで無理をして走る理由もない。
ただ、ここまで必死に作り続けた「甲冑弐号機 ピカチュウバージョン」の使い道を完全に失った。
世に出せない作品(と言うには大袈裟だが)が哀れで仕方ない。
秋のレースで使用、ということも考えられない訳でもないし、来年の安政遠足でのデビューも悪くはないと思う。
しかし、制作意欲というものは目に見えた目標があってこそ成り立つ。
今のこの作品に意欲を失った事は否めない。

非常に残念であるが…。
これも致し方ない。
「痛み」から解放された代償なのだから。
とにかく痛みに襲われていったいどれだけの日々を過ごしただろう。
色々な医師の診察を受け、そのたびに色々な薬を処方され、しかし、それでも結局のところ解放されなかったこの痛み。
もう完全に諦めていた。
こういうからだなんだから仕方ないんだと自分に言い聞かせ…。
しかし、ひょんなことからある人物と出会い、このとんでもなく不調のからだの”体質改善”の道筋を教えてもらった。
その詳しい内容はまあ由として、それからというもの、信じられないくらい調子が良い。
”調子が良い”というのは残念ながら全てにおいてという意味ではないのだが、それでも、この春先までの体調とは「雲泥の差」なのである。
春先まで残っていたアキレス腱、股関、腹部、そして指関節から腰に至るまでその痛みをことごとく感じなくなってしまったのである。
これが「体質改善」の効果であるとしたはっきりした検証はできないのだが、他に何も行っていないのだからそうである、その効果であるとしか言えないのだ。
痛みからの解放。
それをどれだけ望んでいたか。
しかし、その代償として全身の力強さ、そして貧血に今まで以上に苦しめられるようになってしまった。
それはそうである。
何せ、一ヶ月で5kgほど減った体重ではそれも致し方ない。
これからももっと減るかもしれない体重。
もっと失うかもしれない腕力や脚力。
しかし、このからだにさえ慣れてしまえばどっということもないような気もする。
とにかく今は痛みを感じない。
この事実はどう考えても前を向いている。
自分は前を向いて進み始めた、そう思えて仕方ない。
「ふかやらいふランニングクラブ」として再出発するにふさわしいからだではないか。
再出発のスタートラインに着けた、そう、また走れるんだ。
またあの時のように走って走って走りまくれる生活がもうすぐそこに待っている。
久しぶりに明るい話題だ。
とはいうものの、昨日、年に一度のバカ騒ぎレース、「安政遠足侍マラソン」の出走を断念した。
ともかく今は体力もないし貧血による眩暈が酷過ぎる。

ある日の2時間20kmの練習。
当然、安中~軽井沢を想定して坂道、山道を走ってみたのだが2時間を目の前に動きを止めざるを得ない状態に陥った。
そう、たったそれだけの時間で完全なハンガーノック。
ならばハンガーノックを迎えてもそれでも走り続けられる力。
悔しいが今はその力は到底ない。
それにもまして貧血による眩暈も心配である。
下げた頭をふと上げる動作をすると目の前が真っ暗になり、しばらく眼前に星が舞い散る。

この状態が酷くなれば経っていられなくなるだろうし、意識を失うかもしれない。
そんな状態でレースに参加という選択肢は私には選べない。
そこまで無理をして走る理由もない。
ただ、ここまで必死に作り続けた「甲冑弐号機 ピカチュウバージョン」の使い道を完全に失った。
世に出せない作品(と言うには大袈裟だが)が哀れで仕方ない。
秋のレースで使用、ということも考えられない訳でもないし、来年の安政遠足でのデビューも悪くはないと思う。
しかし、制作意欲というものは目に見えた目標があってこそ成り立つ。
今のこの作品に意欲を失った事は否めない。

非常に残念であるが…。
これも致し方ない。
「痛み」から解放された代償なのだから。