風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

「自分」

2016-07-11 17:05:47 | 悩み
ある日、突然目の前に黒い点が浮遊した。

沢山の黒い点が暴れている。

目をこすろうが瞬きしようがその黒い点は消えることなく暴れまくった。

翌日、その黒い点はぼやけた線になりなおも自分の視界を遮る。

何なんだ、これは。

失明への恐怖と底知れぬ不安に苛まれ週末を過ごす。

今日、医師の診断の結果「飛蚊症」との診断結果。

加齢による眼球の劣化で、さして心配はいらぬとのこと。

今となっては笑い話になるこの症状も当人にとってはどれだけ心を痛めたことか。

しかもこのことについては伏線があった。

その目の不調をきたす前夜のこと、深夜に目が覚め外していた眼鏡をかけた途端その異変に気づく。

左側の目が…。

なんと外れるはずもない眼鏡のレンズが見事に外れていてしまっていた。

ネジが緩まぬ限り絶対に外れるはずのないレンズが、である。

しっかり閉まっていたネジを不思議に思いながら緩め直し、レンズを取り付けた深夜のその翌朝、その目の不調に陥ったのである。

ある日、会社で作業用の靴の紐が切れた。

その日の夜、自分の行動にあらぬ疑い、不信を抱いた妻から相当な攻撃を受けた。

その言い争いは自分の限界を超え怒りとなって爆発した。

危機的状況の家庭環境。

どうしてそうなった…。

訳が分からん。

ある日、蓮の花を見に出かけた。

その日の昼過ぎに友が旅立った。

入院したとは聞いていたがそれ程深刻な病状ではないと思っていたのだが…。

あまりに突然の出来事にからだが震えた。

大の大人が布団をかぶって…泣いた。

仏教では仏様がのる花であるという蓮の花。

何たることか。

どうしてこうなると数日この事実から前を見ることができなかった。

そして再び奇しくも蓮の花を他の場所で見ることになる。

あろうことか再び…。

訳の分からん理由で妻と口論になり、そして危機的状況。

冷戦状態、そして…。

そんな状況は今も続いている。

全てがこんな状態なのだ。

いったい何なんだ。

何かが起こる前には必ずその伏線となる小さな事件が起こる。

「恐怖」

以前にもあった。

信じられないような小さな事件の後に大きな事件。

「予知」

起こった事実ももちろん恐ろしが、その前の”知らせ”はなおさら怖い。

ひとりではいられない不安。

この年になってこんなことに怖がっている自分。

もし、自分の命に関する”お告げ”あったとしたら、と思うと夜も寝られない。

きっとこんな事を言っても誰も信じてはくれないと思う。

ただの偶然だと笑い飛ばされるに違いない。

だけど、自分には分る。

今の状況はただものじゃない。

マジでヤバい。

こうして文字にすることで自分の不安が少しでも和らぐのならそれはそれで良い。

人がなんと思うがそんなことは構わない。

怖い

マジで怖い。

恐怖の夜は今夜も続く。
コメント (1)
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