日ごろの忙しさに疲れ気味の皆さん、ストレスを抱え爆発寸前の皆さんの為に、くだらない、本当にくだらない
物語を作りました。皆さんの「暇つぶし」や「ストレス解消」に役立てれば幸いです。尚、更に不満やストレスを
感じたなら、直ちに読むのをやめ専門医の指示に従い適切な処置を受けてください。また、その際に、当方は
一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
誕生!テニスのおっさん(完結編)
一方、本物のコナーズとエバートは婚約をするものの、あえなく破局を
迎えるのであるが、そんな大事件をよそに二人は愛を育みとうとう結婚に
至ったのである。
月日は流れ、やがてあの流血での愛の告白より30数年の年月がたった
のである。善辺夫妻は、35年ローンではあるがここ熊谷スポーツ公園
近くに一軒家を購入、そして一昨年無事退職を向かえたのであった。
毎日が平和である代わりに退屈でもあるこの日常にいささか嫌気が
指してきたのも事実であった。
「なあ、ボルグ、何かもう一度心踊るような、そんな何かがないかなあ?。」
「ニャァ~ ニャァ~!」
「ボルグ、どこへいくんだ!」
飼い猫のボルグの後を追ってみると、なんとそこにはとうの昔
に忘れ去ったテニスボールを打つ音、そしてそれを追いかける
人たちの姿、そう熊谷ドームのテニスコート、その場所であった。
そのテニスをする人々、よく見ると自分と同じ歳ぐらいのご婦人
達である。しかも生き生きとしているではないか。
「今までの自分はなんだったのだ・・・。」
そう思うと居ても立っても居られなくなってしまう、そして嘗て
若かりし日に使っていた自慢のラケットのことを思い出した。
ウイルソンのクリス・エバートモデル 女性用ではあるが恵婆子
のことを思うとこのラケット以外使う気になれないのであった。
「確か物置の・・・」
埃だらけになりながら探し当てたそのラケットはまだまだ輝きを
放っていたのである。そして何十年ぶりに素振り、
「結構いけるな~、よし明日からあのコートで・・・ もう一花
咲かせてやる!」
でも、さすがに30年を越えるブランクを感じる手仁三郎、まずは
明日の早朝なら人目も着かず、練習ができるだろうと
ボールにゴム紐の付いている練習機にて慣らし運転を試みることに
したのである。
そして次の日、興奮でなかなか寝付け無かった為、恵婆子にたたき
起こされはしたのだが、計画通りスポーツ公園東口近くで復帰最初
のスイング、これでまた熱くなれると思うと何故だか
力が入ってしまうのであった。しかも「ウインブルドンで優勝した夢を見るなんて
まさか正夢ではないだろうな・・・。」 そんなことを思いながら振るのだが
まるっきり当たらないのであった。
「なぜだ、なぜなんだ~!昔の僕は何処へ行ってしまったのだ!」
むきになって二度三度、それでもナイスショットどころかフレームにも
当たることがない。そうこうしてる間にもう一時間近く振っていただろうか。
やっと何とか当たり始めたその時、ナイスショット、次のボールを空ぶって
しまいそのボールのゴム紐ががラケットを一回り、そしてそのボールが
なんと顔面を直撃したのであった。
不覚にも「うっ・・・」と言う声を上げてしまった手仁三郎。
恥ずかしさのあまり思わず周りを見渡してしまったが、たぶん
「あのマラソンオヤジに見られてしまったかもしれない、肩が微妙に
震えていたし・・・。まあ いいか」
それでもそんな練習を繰り返しだんだん自信が付いてきたある日、
遂にテニスサークルに入会してしまったのである。
そして今では見ることさえない木製のラケットを握り締めて。
「みなさ~ん、新会員の善辺さんです、それでは、自己紹介お願いします」
「善辺 手仁三郎です。ジミーと呼んでください。」
終わり。
しかし、それにしてもすごい想像力・・・ン~~でも、イマイチ、インパクトにかけるかな~(笑)
でも、先日何かの記事の中で読みました。ランニングは脳を活性化させると。
歩いたときに使われなかった前頭葉が走るときには使われるそうです。
走る中でのほうがいろいろな考えが浮かぶそうですよ。
まさに一路さんはこれだったんですね(笑)
私の脳はすでに、3割ほど壊死しています(笑)。
家族から思いっきり批判(?)をあび、小説家を諦めました(爆笑)。
小学校4年生の娘にもつまらないと・・・。
でも、もうちょっと頑張ればもしかして・・・。
二路: 無理、無理!!!
メロン: 父ちゃんの作文、つまんまい!!!
一路; ガクッ 作文 で・す・か~。
手仁三朗の悲哀が私の心を締め付けてぎゅっと放してくれませんでした(*^_^*)
私もテニスのおっさんに会いたいです♪
ごめんなさい、泣かせてしまいましたか。
でも止めて下さい。もう二度と書かないと決めたので、そんなこといわれたら
「続 テニスのおっさん」考えちゃいますよ。
そうしたら絶対誰も口を利いてくれなくなってしまいます。
家族内で完全に孤立しますね。
ん~、 【走って登れる百姓親父はもう書かない】というタイトルはどうでしょう?
やば、やば!本当にもう書きませんよ!