「安政遠足 侍マラソン」
私の知る限り
日本一の仮装マラソン。
私にとってはこの日の為に
一年間を走り続けている、
そう思えるほど大事な大事なレース。
が、あろうことに肝心な走りは
もう最悪な状態でこの日を迎えることになってしまいました。
何を隠そう、そう、ここ最近、坐骨神経痛とアキレス腱の痛みとで普通の生活にも
支障が出てしまいそうなくらいの痛みに苛まれています。
アキレス腱に関しては朝起きて二階からの階段を下りてくることにさえ苦労するくらい。
それでも何とか走力はあまり落とすまいとジョグに出かけるのですが、
ほんの5kmも走らないうちから両足の太腿裏が攣ってしまうのです。
何日も、何度も、そんな状態が続いていました。
一向に回復の兆しさえ見えぬまま先日の大型連休に突入。
そして殆ど走る事もなくなり、ただただ怪我の回復を祈っていたのですが
やはり長年掛けて痛めた箇所はそう簡単に短時間で治るわけがありません。
仕方なく当日の奇跡を信じてこの日の朝を迎えました。
ついていない時はそんなもので、よりによって前日は夜勤。
休む事もできずに深夜1時過ぎに疲れ果てて帰宅。
それまで降っていた雨はあがり天気予報ではかなりの高温になるんだとか。
前日まであちこち少々の手直しを施し、
ようやく完成した衣裳を車に積み
いざ出陣!
が、その時既に会場では
かなりの人数の方々が自慢の衣裳を
身にまとっていたようで
私が会場にたどり着き、
着替え、更衣室から出たときは多くの仮装ランナーでごった返していました。
その時が出走30分前ぐらい。
これではあまりに慌しすぎるんです、この大会は。
早めに会場について身支度をしっかり整えて、そして会場内で写真撮影。
このレースの迎え方。
もうこの時点で敗退、
そんな朝になっていたのです.
さて、そんな状態であっても
スタートの時は待ってくれません。
自分のからだのこともあり、
いつものこの大会に臨むときの
高揚感はまったく無くめちゃくちゃ低いテンションのままスタートです。
いつものようにCye女史と共にスタート。
走り始めて直ぐに遅れる私。
Cye女史は相変わらずのハイテンション。
もう一緒に走ることを諦め、Cye女史に気を使わせまいとそっと背中にさよなら。
そしてただただ自分のできる限りの走りに集中。
なんの興味も湧きません。
「こんなの安政遠足じゃない!」
ホントに自分が腹立たしくなりました。
3ヶ月もかけて作った衣裳に
汗がぽたぽたと流れていきます。
そんな自分をあざ笑うかのように、
しっかりいわいておいた刀は緩み、
ズレ落ち、そして歩みを止めては締めなおし、それでもまた落ちる。
足は5km手前には既に攣り始め、その度にスピードを緩め、キロ6分さえ切れません。
ゆっくり、慎重に、そして無理な動きはせず、ただ淡々と距離をこなしていくだけ。
沿道にはこれまでに見たことが無いほどの人垣。
しかし不思議な事に音が、声が、応援が、聞こえてこない。
そして走れば走るほどきつくなる上りは更に私の足の命を奪っていくのです。
やっとのことで20kmの関門まで2~3kmでしょうか。
昨年の足利でご一緒した
甲冑武将のランナーさんと再会。
まったく違う衣裳なのに
私に気付いてくれとても嬉しくって、
そして元気を貰いました。
ここから動き続ければ
何とか関門には間に合うはず。
そう確信するも、その後の山登りは絶対に無理だろうけど・・・・。
そう思っても、足を引きずっても前に進む、それこそがランナー一路の意地。
そして関門に制限時間5分を残し到着。
皆が休んでいるところでも、この先を考えたら急がなくっちゃ。
が!!!
とうとう激しい足の痙攣を発症。
まったく動けなくなり、
苦笑しながら後方からの
ランナーさんを見送りました。
それでもストレッチを繰り返し
何とか痙攣も落ち着き歩き始めたのですが
この先の何箇所かある急登は・・・・。
更に酷い痙攣が起きれば大会関係者に多大な迷惑を掛けてしまう。
自力で動けるうちに下山しよう、と。
こうして私の今年の「安政遠足侍マラソン」は終りました。
過去百何十のレースを走っていて、途中でやめたことなんてありません。
すごく悔しいです。
全然楽しくありませんでした。
悔しい、悔しい、と言ってた
その悔しさの度合いが
今までとまったく違います。
何でこのタイミング?
情けない・・・・。
涙、涙
でも、もう終わった事。
つぎ、つぎ、です!
それにはこのからだ、なんとかしなくっちゃ。
で、復活の目標は真夏の「奥武蔵ウルトラマラソン」
怪我から立ち直ってから坂道だらけの78kmって、大丈夫かい、オレ?!
そして来年の40周年の記念大会になるらしい「安政遠足侍マラソン」
人をうならせるようなもの、
作りますからね、
絶対に。
もうこんな悲しく
辛く情けない思いは
したくありませんから。
もっともっと頑張りますよ~。
お会いできて良かったです。
皆さんのおっしゃる通りとても楽しい大会でした。
一路さんは無念のリタイヤ、残念でした。
で、なんと次は78kmですか!!
体調戻しての一路さんらしいランを期待しています。
またよろしくお願いします。
今回は残念でしたね
仮装作りに、随分と時間を費やしていたみたいなので、悔しさ倍増ですね
でも、無理して、ケガでもしたらそれこそ、大変だったでしょうから、来年に向けてまた頑張ってください
この大会って山の中を走るの???
真夏の奥武蔵まで、体調万全で望めるといいですね
応援してます!
大事な大会を途中で諦めるのは辛かったことと思います。
でも、つぎ、つぎ!ですよね!
奥武蔵に向けて、体調を整えてくださいね。
そして、40周年の安政遠足!
すごいレースになりそうな予感です。
1年後、さらに完成度UPした一路サムライが見られるのでしょうか。
楽しみにしています。
奥武蔵ウルトラマラソンは過酷を極める大会かと思いますが、制覇した時の達成感はそれはもう何物にも代えがたい特別なものでしょう。どうぞ体調を万全にして臨んでください。私も現在接骨院通いですが、一路さんのガッツに負けないように日々トレーニングに励みたいと思っています。
この気持ちをバネに先ずは体調をもとに戻して
奥武蔵ウルトラマラソンに臨んでください!
って、78㌔ も~ビックリの距離。
安政遠足侍マラソンの様子、テレビニュースで2度見ました[E:tv]
仮装していない人を捜すの大変!
事前に見ていたので一路さんを必死で捜しましたが
映ってなかった・・・[E:despair]
来年はテレビカメラも思わず映したくなるようなもの
期待しま~す!(^^)!
お疲れ様でした~~!!
相当重量もありそうですし、普通に走っても大変そうなコースにこのお姿では足への負担も相当かかりそうです。
お疲れさまでした。
全く楽しめないレースになってしまったのは残念でした。。(泣)
でもそうですよ、次がありますものね!
それも相当なのが。
真夏の78キロですか。。。(大汗)どうか爽やかな汗を期待してます!☆
ルルさんへ
お疲れ様でした。
そして遠路はるばるご苦労様でした。
また、本当にお会いできて良かったです。
ルルさん、たくさん楽しまれましたか。
きっとびっくりしたことと思いますが、
この大会はいつもこんななんですよ。
たぶん他には無いですよね~。
ここで目立つことができたならきっと他の大会では
ダントツの仮装となると思います。
来年は記念大会となるらしいです。
今から楽しみで仕方ありませんが、その前にまともに走れなければですね。
とりあえず78km、走りきれることのできるカラダに
戻す事が今は一番。
私はやりませんが、この78kmも仮装ランナーが結構いるんですよね。
まったくおかしな人たちです(笑)
yoppeさんへ
腰が痛かったので走れない時間、製作に時間をかけることができました。
が、腱鞘炎になるほど手が痛くなりましたよ(笑)
来年はもっと目立つものにしようと今から構想をねっています。
また裁縫の腕も上げなくっちゃね。
だんだん違う方向へ行ってしまいそうでこわい(笑)
この大会は後半の8kmぐらいが殆ど登山。
昔の峠道ですから舗装なんてされていなくって
それどころかまるっきりの登山道なんですよ。
この大会の時期にはちょうど新緑でホントに気持がいいのですが
歩けなければどうしようもありませんよね。
今年は本当に残念で仕方ありませんでした。
でも、もう切り替えて奥武蔵、頑張ります。
事務局Aさんに今年こそは負けないように、ねっ!
Iwatobiさんへ
そうそう、もう次です。
奥武蔵の為にそろそろ坂の練習を始めなくっちゃね。
足利の山や佐野の例の公園などを走りに行こうと思っています。
公園は周回ですからだめになれば直ぐにやめられますもんね。
奥武蔵に練習に行っては危ないです。
いつ動けなくなっちゃうか分かりませんからね。
次の仮装は足利です。
今のものを流用するか、新作を作るかまだ決めていませんが
足利で仮装大賞を獲得するのも目標のひとつ。
次のシーズンは走ることはもちろんのこと、
仮装にもかなり真剣に取り組もうと思っています。
何処かの大会でその衣裳をお見せできると思いますので
楽しみにしていてくださいね。
げたのうらさんへ
参りました~。
どんどんカラダがダメな方向に行っちゃう。
一昨年辺りから本当にダメなんですよ。
やっぱりそれが加齢と言うものなのでしょうか。
どうにかもう一度構築しなおそうとしてもその前に他の箇所が
壊れちゃうんですよね。
どうしたらよいのか自分でも分からないんですが
ともかく今は少し休養をとって様子を見て見ます。
げたのうらさんも膝が大変そうですが
げたのうらさんはスパッと走るのをやめますもんね。
私は痛くても走れちゃう。
だから走っちゃう。
だから余計に痛めちゃうという負のスパイラルに完全にはまっちゃうタイプ。
こんなんじゃ奥武蔵も危ない・・・。
何とかしなくっちゃ、ですよね~。
keroさんへ
そうそう、ニュースで放送していたそうですね。
そうしたものに映るのにはやっぱり目立たなければね。
私のこの手の仮装はもう古いみたい。
もっと斬新なアイデイアで勝負しないと・・・・。
ホントにこの会場に行くたびに自分のセンスの無さが露呈してしまい
ガッカリするばかりなんですよ。
走ることだけではなく、美術的センスや技術が
この大会には本当に必要なんです。
でも、良く考えると・・・・笑っちゃいますよね。
来年は記念大会となるらしいです。
もう普通の仮装じゃ絶対にダメ。
だってもうみんなスゴク気合が入っているんですよ~。
私も負けないように色々な構想を練っています。
いいものができて皆さんに喜んでもらえるよう頑張りますね、
って、走る方はどうするんだ!って言う話ですよね~(笑)
mihoさんへ
もちろん、全て手作りです。
市販品のものを身につけて走っている人もいますが
やっぱりオリジナルの方が全然良いです。
でも、最近はあまりに手が込んでいて出来の良いものを
皆さんが作ってくるので審査する方もかなり戸惑っているようですよ。
この衣裳、やっぱり走ることを前提で作ってあるので
もちろんかなり軽量にできています。
そんな材料を見つけるのも大変で
そういう時間はかなりかかります。
でもそれもまた楽しい。
色々想像しながら作るわけで、そのとおりに走れるとガッツポーズ(笑)
一見おふざけムードの仮装ランナーも極めようとすると
すごいものがあるんですよね。
奥武蔵78km
この大会までにはなんとかまともに走れるようにならないとです。
よいと思うものはみんな試してみます。
それはともかくとして、今はちょっとだけおやすみ、ですね~。
2014年に初参戦を目指して仮装の準備に取り組むへっぽこランナーのなおツンと申します。
とても楽しく読ませて頂きました。
そして、当日の準備をきちんとしようと、改めて決意を固くしました。
いつエントリーが始まるのだろうとランネットとにらめっこです(笑)
それでは、足の痛みお大事に\(^_^)/
ようこそお越しになりました。
始めまして! ですよね。
来年の安政遠足ですね。
私もそろそろ準備をしないと・・・・。
来年は何にしようかな。
きっとみんな気合を入れて仮装してくるんだろうなぁ。
そして来年は40回の記念大会になるとか、ならないとか。
そうなれば申し込みが殺到するのは毎年の事ですが
それ以上に競争が激化するかもですよ。
ともかく早めに申し込んでおいて間違いはないでしょう。
そうしないと走れなくなっちゃいますもんね。
なおツンさんは初参加だとか。
とっても楽しい大会ですから、その大会をホントに楽しむ為にも
お互いに今からしっかり用意をしていきましょう。
頑張りましょう、先ずはエントリー!