昨日は休日。
天気も良く、秋そのもの。
と、言いたいところだが
往生際の悪い夏の日差しが
容赦なくランナーを痛めつけていた。
気温２９℃
湿度カラカラの北西からの風強く
左回りのこの公園を走ると 前半は追い風、後半はもろ向かい風となる。
走りだしが追い風となると実はそうでもないのに
何となく調子が良いような錯覚に陥る。
この日も良い感じで走りだし、そして遠くでは小学校の運動会の練習の時間なのか
小気味よいBGMが流れていた。
そんな心地良き時間もほんの僅か。
木々が遮っていた日差しがもろに当るような場所に出ると
あっという間に吹きだした汗と口の渇きにガクッと気持ちが萎えてくる。
しかしそこは経験値として少々の時間と気持ちの持ち方次第で
”慣れ”という力が湧きだし、その日の本当のところの調子をつかむことがきる。
ここからは自分との会話。
「この分なら今日は〇〇ｋｍはいけそうだな」
「距離を走ろうか、それともスピードに重点を置こうか」
「痛む個所は・・・？」
「〇時までは走っていられるけど、早めに切り上げちゃおうか」
「この天気はきつい・・・」
などなど。
結局、最初の数百メートルでこの日のメニューが決まり、
家で描いていた練習メニューは絵に描いた餅となる。
他人には理解できないだろうが、
私の場合、
ゆっくり走れることのできる時ほど
調子が良い。
調子が悪いとどうしても
最初から突っ込んで
入ってしまうためか
途中で足も呼吸も気持も切れ切れとなってしまい、距離もスピードも失速。
それに引き換えゆっくり走れる時はそのままロングの練習に向けることもできるし
また、ある程度の距離を走ってからスピードへの練習へと切り替えることもできる。
距離をこなしてからのスピードアップはかなり効果のある練習となり
気分的にも良いイメージで終えられるため充実した日と納得もできる。
だが、この日はその両者でもなく、ただただきつかった。
ゆっくり走れている割にやけに息苦しく、足の運びにも違和感。
体重が踵に残ってしまうようなフォームは体のどこに重心があるのか迷いもでる。
体幹の筋力、腹筋、このあたりの筋力が相当弱っていて
姿勢を保つことができていないのかもしれない。
折れ曲がった上体は腿の上げを邪魔し、自然と縮こまったストライドを
無理やり伸ばそうとするから歪が出て、結局は踵に体重が残る。
最も自分的に嫌いな走り方だ。
これも以前なら走っている途中から修正ができていたのだが全くダメ。
そんな状態がいつまでも続くものだから、とうとう１０ｋｍを走ったところで
足を止めてしまった。
暑さや風のせいもあったかもしれない。
しかし、それを差し置いたとしてもとても悪い出来。
きっとのまま帰宅したら悔やむに違いない。
水を飲み、顔を洗い、一息ついてから再び走り出す。
きっとダメだろうとは思いながらも、それでは納得できない気持ちは
どうすることもできず、少しだけ潤った体から再び汗がほとばしる。
これではダメだ、足りない、どこへ行った、筋肉は、力は、、、
断続的に繰り返される自問自答。
やや痛みの出始めた関節は支えなければならない役目の筋力の衰えが
かなり影響しているのに違いない。
さすがに半年以上のブランクはかなり効いたとへこむ。
年齢的にも再び元の状態に戻すのにはかなり苦労を余儀なくされると悟った。
その上にまったく予想もつかない状態となっているだろう心肺機能を考えると
悲しくもなってくる。
走りだしたは良いが、
走るのにはそれなりの
苦労が付きまとう。
何度も負った怪我からの
復帰にはそうした辛さがあった。
しかし今回ほど危機的な状態は
過去にはないかもしれない。
それ程、走力が落ちた。
力にしろ、体調にしろ、体重にしろ、そして気力にしろ、
この状態からの抜け出すのには容易のことではない。
それでも走りたい。
全力で走りたい。
そんな体の戻るため、戻すため、再び青い空の下へ飛び出そう。
まだまだ若いのですから半年、１年掛けてのスケジュールで良いと思います。そしてその後は今まで以上の記録がきっと出せると思いますよ。
はい、ありがとうございます。
その通り、ゆっくりじっくりいかないとダメなようですね。
９ヶ月ブランクでそれまでのものが完全になくしてしまったようです。
自分でもまさかここまで落ちるとは思ってもいませんでしたよ。
それでもやっぱり走れるというのは気持ちの上で随分違うもので
少しずつですが走れる距離も長くなりそうです。
幸か不幸かは分かりませんが、私のは怪我や内臓の疾患ではなく神経的な不都合みたいで、
今までの感覚とはちょっと違った感じなんですね。
疲れによる交感神経、興奮状態の神経は再び痛みを引き起こす可能性もあるらしいのですが
筋力の衰えもまた痛む引き金になるのだそうです。
どうやら弱い場所をめがけて神経が過敏になっていくようです。
ですから全体的にバランスのよい運動は必要のようで
最近は今までやらなかった筋トレなども少しずつ行っています。
これが腰にはかなり有効みたいで、今のところの調子のよさはそんなところからきているのかも。
過度の筋トレはヤバいですが、これからも少しずつ鍛えていこうと思っています。
今週末の札幌マラソン、スタートに立てそうもなく、リハビリーに
通っています((+_+))
なんだか、残念ですけど、仕方ないかなってあきらめました
諦めた途端、走る気力がなくなっちゃうんだから、不思議・・・
一路さんも、ゆっくりね！
気温差が激しくて体調管理や着る物に困ってしまう時期ですね。
アキレス腱を断裂した時、２ケ月近く歩行や立っている事すらしなかったらアッと言う間に筋力がガタ落ち。
リハビリしながらゆっくり回復に努めました。
時間はどうしてもかかりますね。
気持ちは焦る事もあるでしょうけれど、ゆっくり！
ブログ、何とか引越しする事ができました。
新しい所でまだ投稿していませんが、写真とかちゃんと入れられるのか・・・心配。
腰痛、痛いうちの筋トレは止めたほうが、というよりできませんよね。
筋トレをやろうと思うということは少しは良くなったということですね。
まあ、とりあえずは良かったですね。
辛いですもんね、腰。
腹筋、背筋、それとインナーマッスルを鍛えると痛みが軽減されるみたいです。
でも、地味なトレーニングなのでついついさぼちゃう。
そうするとまたもどちゃったりするんですよね。
継続は力なり、ってこのことを言うんだな、なんて本当に思います。
札幌マラソンは残念ですが仕方ないですね。
ある程度の年齢になると色々痛めることも多くって
中々計画通りにはいきません。
１１月のベジタブルって、札幌にも行くのですか。
そりゃ事務局Aさんも大変だ！
で、１２月は熊谷だそうで忙しくなりそうですね。
ベジタブルって本当に参加賞が野菜なんですよ。
受付周辺は野菜をもった人が大勢いて笑える～。
それまでには是非走れるようになると良いですね。
keroさんへ
お引越し、良かったですね～。
私はなかなか時間が取れず、やらなくっちゃと思いながらも
未だにまったく手が付けられないでいます。
やっぱり時間がかかるのでしょうね。
途中でや～めた、なんてできませんものね。
来週ぐらいにはやろうと思っていますが、さてどうなることやら。
年齢とともにブランクあとのリハビリというか復帰には相当時間がかかりそうですね。
若ければこのくらい休んでいてもすぐに取り戻せるのでしょうが
その辺がちょっと悔しかったりして。
でもどう足掻いてもダメなものはダメ。
余計な怪我なんてしたら元も子もないですもんね。
ただ、ケガとは違うのでそれよりは良さそうです。
まあとにかくからだと相談しながらぼちぼちとやっていくつもりではいます。