( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51578986.html からの続き)
インターネットの本質が あらわになってきたのは、2004年頃だといいます。
双方向性やフラット性などが、技術の進歩によって
ようやく 実現できるようになったのです。 (「ウェブ2.0」)
そのキーワードとして、「ロングテール」 を挙げています。
これは拙著 「境界に生きた心子」 のような、
弱小本も 恩恵にあずかっているものです。
あらゆる本の 売り上げ数を、それぞれの本ごとに グラフで表すとして、
縦軸に売り上げ冊数、
横軸には ベストセラーから売れている順に 本を並べていきます。
すると 横軸の右の先の方には、
売れ筋でない本 (縦軸のグラフが低い本) が 延々と続いていきます。
その様子が、まるで 長い尻尾のようであることから、
ロングテール現象 と言われます。
そのような本は これまでは、宣伝もされず、書店にも置かれず、
人目に触れる機会もなく 埋もれていった商品です。
ところが現在では、ネット書店で検索すれば
簡単にそれが 入手できるようになりました。
それらが、塵も積もれば山となる で、
ヒット商品に匹敵するほどの 売り上げを達成するように なってきたというのです。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51609716.html