「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「フラット革命」 第三章 「組み換えられる人間関係」 (1)

2007年12月07日 21時20分11秒 | 心理
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51578986.html からの続き)

 インターネットの本質が あらわになってきたのは、2004年頃だといいます。

 双方向性やフラット性などが、技術の進歩によって

 ようやく 実現できるようになったのです。 (「ウェブ2.0」)

 そのキーワードとして、「ロングテール」 を挙げています。

 これは拙著 「境界に生きた心子」 のような、

 弱小本も 恩恵にあずかっているものです。

 あらゆる本の 売り上げ数を、それぞれの本ごとに グラフで表すとして、

 縦軸に売り上げ冊数、

 横軸には ベストセラーから売れている順に 本を並べていきます。

 すると 横軸の右の先の方には、

 売れ筋でない本 (縦軸のグラフが低い本) が 延々と続いていきます。

 その様子が、まるで 長い尻尾のようであることから、

 ロングテール現象 と言われます。

 そのような本は これまでは、宣伝もされず、書店にも置かれず、

 人目に触れる機会もなく 埋もれていった商品です。

 ところが現在では、ネット書店で検索すれば

 簡単にそれが 入手できるようになりました。

 それらが、塵も積もれば山となる で、

 ヒット商品に匹敵するほどの 売り上げを達成するように なってきたというのです。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51609716.html
 
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