「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「フラット革命」 第三章 「組み換えられる人間関係」 (2)

2007年12月08日 23時31分54秒 | 心理
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51592751.html からの続き)

 これは 本やDVDなどだけでなく、

 ネット上のあらゆる現象に 当てはまるといいます。

 消費者と商品に限らず、視聴者とテレビ、個人と個人などが、

 ひとつひとつの 縦軸は小さくても 横軸が膨大という ロングテールによって、

 新たなマッチングが生じ、社会を再編成していると。

 例えば、今まで マスコミというフィルターによって 世間と隔絶されていた視聴者は、

 ブログやBBSで 多くの知見を持った人と、

 ダイレクトにつながることが 可能になってきました。

 これが、マスメディアの秩序を 崩壊させる要因になっています。

 個人と個人の 出会いも同様で、これまでは 出会えなかった人たちが、

 ネットを通じて 時間や空間を超えて つながるようになっています。

 そこでのキーワードは、「セレンディピティ」 です。

 「セレンディピティ」 とは、偶然を捉えて 幸運に変えてしまう 能力のことです。

 いかなる権力や組織にも コントロールされない、人と人との知識が出会い、

 ぶつかり合い、新しい知--集合知を 生み出していくのです。

 ネットの本質は、単体の記事に あるのではなく、記事と記事が 互いに影響しあい、

 新しい価値を生み、変化していく、その共鳴の中にあります。

 その作用が、「ミクシィ」 にあるといいます。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51621682.html
 
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