( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51895139.html からの続き)
国連総会の 死刑執行停止を求める決議は、日本を筆頭とする 死刑存続国に対して、
国際世論の多数派が 異議を唱えたことになります。
現在、死刑を廃止・停止しているのは 133ヶ国、存続は64ヶ国。
そのうち 昨年中に執行したのは 25ヶ国でした。
日本は近年 死刑執行数が増加し (昨年9人)、
世界の潮流に逆行して 孤立を深めている状態です。
EUはじめ 世界の多くの国で 死刑存廃の議論を経て、
死刑廃止・停止の流れが 急速に広がっています。
米国も、薬物注射という執行方法が
「残虐な刑罰」 に当たるかどうかを 審理するため、期限付きの執行停止中です。
しかし日本は いまだに絞首刑が続けられ、是非の論議さえ されていません。
日本では、凶悪犯罪報道の増加と 体感治安の悪化によるためか、
死刑賛成の世論が 8割にも上っています。
しかしそれは、国民が 死刑の実態を知らされず、
真っ当な議論が 始まってすらいないからではないでしょうか。
(絞首刑の実際が 下記のWebページに書かれています。
http://www.geocities.jp/aphros67/030600.htm )
死刑制度に関する記事を、僕は 以下のページから続けて掲載しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/29545347.html
ここで改めて、死刑制度の是非について 再考してみたいと思います。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51923846.html