( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51497908.html からの続き)
インターネットによる 3番目のマスメディアの危機は、ブログ論壇の登場です。
新聞記者といえど、全ての分野に 専門的な造詣が あるわけではありません。
ブログの出現によって、各分野の専門家が 自由に意見を 発せられるようになり、
新聞よりも レベルの高い論評が、簡単に行き渡るようになりました。
新聞にはよく 「識者の意見」 というのが 載るわけですが、
その 「識者の意見」 がいくらでも ブログにアップされるのです。
新聞記事が ブロガーによって批判され、
マスコミと個人の フラット化が起こってきました。
そして 検索エンジンを活用して、それらの記事を 容易に読むことができます。
充実した内容の記事は アクセス数が増えて、検索の上位に出てきます。
それらの記事を見て、また別の人が 新たな記事を書きます。
さらに、トラックバックによって 記事と記事がつながり、
低次元の書き込みは 排斥されていき、質の高いデータが 集まってきます。
そうして次第に、専門家の英知が 積み重ねられた
「集合知」 が 生まれてくるのです。
そのメカニズムは ウィキペディアでもすでに証明されており、
サイエンス部門では ウィキペディアは
世界トップクラスの 辞書となっているといいます。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51529389.html