「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

施設で大揺れ

2011年03月11日 23時02分39秒 | 介護帳
 
 今日の地震は、 施設にいるときに見舞われました。

 ちょうど 利用者さんがお風呂に入ろうとして、 パンツ一丁になったときでした。

 この方は 自立で入浴できる人ですが、 急いで服を着てもらいました。

 バスタブのお湯が 大きく揺れて、 外に溢れ出ました。

 こんな周期の長い地震を 体験したのは初めてで、 少々驚きました。

 女性のスタッフは 柱にしがみついて、 わーわー言っています。

 「落ち着いて!」 と σ (^^;)。

 まもなく 揺れはやんで、 併設のグループホームなどとも 無事を確認しました。

 しかし携帯や電話は どこも通じません。

 この日はたまたま デイサービスの利用者さんは 一人だけでしたが、

 その人のお宅では 足に障害のある奥さんが 一人で待っています。

 安否が心配なので、 定刻より早く帰宅してもらい、 車でお送りしました。

 お宅の中まで上がらせてもらい、 被害などがないか確認。

 その帰り、 施設のすぐ近くに 一人でいる利用者さんの お宅にも寄って、

 無事な顔を見て 安心しました。

 施設では初めての体験で、 しかも経験の少ない スタッフばかりだったので、

 適切な対応ができたか 心許ないですが、 幸い大過はありませんでした。

 こういう予期せぬ 災害にも対応できるよう、 心がけておかなければと思います。
 
コメント
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