今日は心子の月命日で、 いつものようにお墓参りに行ってきました。
心子にも 被災者の方々のために祈り、 見守ってくれるよう伝えてきました。
(ちなみに 心子の祥月命日は、 阪神淡路大震災の 「1・17」 です。)
しかし、 計画停電の影響で 電車が運行見合せになったり、 バスが大幅に遅れたり、
節電のため 映画の上映時間が変更されたり。
途中の駅ではコンコース内に 人が溢れ返っていましたが、
駅員の誘導で 長蛇の列を作っていました。
地震といえば、 心子とこんなことがあったのを 思い出しました。
心子と一緒に寝ていた時、 グラグラと揺れが来たのです。
当時は 家具の転倒防止など 地震対策を全くしておらず、
テレビが落下してくる 可能性もありました。
僕は日ごろ 犠牲的精神などというものは 持ち合わせていないのですが、
ごく自然に 心子の上に覆い被さっていました。
心子は眠っていましたが、 守りたいと思う場合には、
何の抵抗もなく そういう行為ができるのですね。
不思議なものです。
一昨日の記事に、 自閉症 (発達障害) の子が
震災でパニックを起こしたという 話を転載しました。
BPDの人はどうでしょう?
(転載記事を書いた人は、 震災がトラウマになっているといいます。)
心子は、 もしかしたら災害の時 かえって冷静に、
人を助けたりしていたかもしれません。
心子と歩いていて たまたま火事に出くわした際、
心子はとっさに その家まで走っていきました。
走りながら 心子は頭の中で、
火の中に飛び込み、 家人にオーバーをかけて 外に出し、
人工呼吸や 火傷の応急措置をするなど、 できることを組み立てていたといいます。
幸いこの時は、 火は家人によって 消化器で消され、 大事には至りませんでした。
でも 人のために犠牲になることを、 少しも厭わない 心子なのでした。